韓国統計庁「景気の山は2017年9月で、24ヶ月連続の景気後退局面」と発表
韓国統計庁が景気の山を「2017年9月」として、現在は24ヶ月連続の景気後退局面と発表した。つまり、韓国の景気は後退しているのだ。
何度も指摘してきたことだが、韓国の景気は2017年9月がピークだったのに、それを半導体特需で見えにくくしていた。
だが、実際は半導体を除く主要産業は軒並み,ひどい有様だった。そして、ここ2年で半導体需要も落ち込んできた。半導体で韓国経済を支えることも難しくなった。
韓国経済の底は深すぎて見えない
ここで、問題なのは韓国の景気に谷(底)が見えないことだ。
景気循環では、谷が見えない限りは上向きには決してならない。谷を通り越して回復なんてことはない。
だから、私はいつ、韓国の景気が底にたどり着くかを注視している。しかし、現在も底が見えない。少なくとも向こう半年が経過しても、韓国は景気回復をしてないと推測できる。
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※本記事は、『2011年 韓国経済危機の軌跡(週間 韓国経済)』2019年10月6日号の抜粋です。ご興味を持たれた方はぜひこの機会にバックナンバー含め今月すべて無料のお試し購読をどうぞ。
『2011年 韓国経済危機の軌跡(週間 韓国経済)』(2019年10月6日号)より一部抜粋・再構成
※太字はMONEY VOICE編集部による
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数年ごとに起きるデフォルト危機。世界経済が後退すれば、投資家が真っ先に資金を引き揚げていく新興国市場。輸出依存が96%という恐ろしい経済構造。ヘッジファンドに玩具にされる韓国市場。中国の属国化へと突き進む2014年。並行してスタグフに悩まされる現実。そして、1100兆ウォンを超え、雪だるま式に膨らむ家計債務の恐るべき実態。経済の問題点とは何なのか?なぜ、また、第四次経済危機が迫っているといえるのか。それは読めばわかる!投資、ビジネス、教養、雑談ネタにも最適な、最も韓国経済の実情を知ることが出来るメルマガ。