なぜ5億円も着服できた?
関係者によると、同時に大量に出すと料金が割引になる郵便物の支払いで、シート状になった切手が持ち込まれた場合、受け取った担当者が最終的に細断されるものですから、消印を押す手間を省いて総務部に回すことがあったそうです。
出納責任者は切手の細断処分を実行する立場だったのですが、立会人もおらず持ち出しが可能な状態だったため、これだけ多額の着服ができたんですね。
神田郵便局でも、郵便部課長代理だった50代男性が未消印の切手を持ち出していたとみられ、換金額は14~16年度で計約4億円。
起きたことも問題ですが、日本郵便はいまだ公式発表していません。
2局で5億円ですから、全国で本格的に調べたほうがいいと思います。
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