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米朝対立「激化」で決戦はクリスマスか年明けか? 外貨獲得手段を奪われ焦る北朝鮮

クリスマスにミサイルが降る?

今、北朝鮮は、一向に制裁を緩和しない米国に対して不満を募らせており、何かしらの行動を取るといわれている。

それが、ICBM発射実験や核実験など、今まで凍結していたことを再開するのではないかと懸念されている。しかも、キリスト教の一大イベント「クリスマス」にだ。

仮にクリスマスにそのような事が起きれば、せっかくのお祭りムードが台無しにされるだけではなく、日本の上空をミサイルが通過すれば、Jアラートが鳴ることだって考えられる。

さすがに日本本土へ向かってミサイルを飛ばすことは考えられないが、ミサイルの精度は決して高いとはいえないのだ。

ここで注意して欲しいと述べても、ミサイルは高速で飛んでくるので、仮にJアラートが鳴っても、逃げる時間があるかすらわからないので、クリスマスはあまり出かけない方がいいかもしれない。

もっとも、隕石が頭上に落ちてくるぐらい低い確率だとは思うが、それでも頭の片隅にとどめておいた方がいいだろう。

外貨獲得手段であった北朝鮮の出稼ぎ労働者

もう1つ大きな動きとして、外貨獲得手段であった北朝鮮の出稼ぎ労働者の送還期限が、12月22日となっていることだ。

これは中国やロシアなどに10万人ほどいるとみられている。

ただ、もっとも多く出稼ぎ労働者を受け入れている中国が、そのまま送還するかはどうかは不透明だ。しかも、中国とロシアは反発している(※編注:送還期限を過ぎた23日にも、中国国内では北朝鮮労働者の姿が確認されているとの報道が相次ぎました。中国にとっても貴重な労働力であるため、中国は引き続き制裁の緩和を求めていくとしています)。

そのため、形骸化する怖れもあるようだが、これが新たな常任理事国の対立となるかもしれない。

Next: 外貨獲得手段を失う北朝鮮、追い詰められたらどうなる?

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