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【12月米雇用統計】ドル円は強固なレンジ相場、110円ラインの突破は高いハードルに

今夜の想定レートは109.00~110.00円!戻り売りを考えたい

ドル円は昨年から強固なレンジ相場となっており、110.00円ラインを試しそうな場面は何度もあったものの、3ヵ月にわたって阻まれている状況です。

もちろん、下値も相当堅く下方向への値動きも限定的で米株の堅調さも考えれば急落という値動きも想定しにくいですが、まずはレンジを意識してショート・戻り売りという戦略が第一感ですね。

やはり予想を上回るような相当強めの数字がでなければ、高値を更新して110.00円ラインを突破するのは厳しいでしょうからね。

非農業部門雇用者数が事前予想値の+16万人を超え、なおかつ前回分、前々回分の雇用者数に数万人規模の大きな下方修正がないこと、さらに平均時給が前月比で+0.3%を超えていないのであれば、上がっても売りで叩いてみたいですね。

図2:ドル円(日足)チャート

図2:ドル円(日足)チャート

これまで強固なレジスタンス(上値抵抗)となってきた109.70円から110.00円の大台節目にかけて抜けきるのはなかなか厳しそうですから、まずはショートということですね。

22:30の雇用統計発表直前に109.50円を超えているのであれば、お試しで売りポジションを持っても良いかもしれません。

先ほども書いたように非農業部門雇用者数と平均時給か予想を上回り、前回分、前々回分に大きな下方修正がなければ一旦損切りですが、それ以外なら週末の調整売りも想定して売りポジをホールドです。

もっとも下値も相当堅いことは間違いありませんから、欲張らずに30~40銭程度でもさっさと利益確定していきたいところでしょう。

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image by : wattana / Shutterstock.com

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本記事は『マネーボイス』のための書き下ろしです(2020年1月10日)
※太字はMONEY VOICE編集部による

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