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「オリンピック延期」発表後にコロナ感染者“急増”の怪。隠蔽・改ざん政権に疑念の声

26日、東京都内で新たに47人が新型コロナウイルスに感染していることが判明した。25日にもこれまでに発表された1日の感染者数として過去最多の41人の感染が確認されていたが、その数字を上回ることになった形だ(読売新聞)。

都内の感染者が急増していることを受け、東京都の小池百合子知事は都に隣接する神奈川、埼玉、千葉、山梨の各知事に対し、住民に都県間の往来を含めた不要不急の外出自粛を呼びかけるよう要請。

4県の知事との共同メッセージを取りまとめ、住民や企業に「換気の悪い密閉空間」「多くの人の密集」「近距離での会話」の“3密”条件が重なる場所を避けること、若年層に慎重な行動を求めていくことなどを決定した(読売新聞NHK)。

しかし、報告される感染者数が25日以降に急増していることについて、ネットを中心に疑問の声があがっている。特に24日に東京五輪の延期が発表された直後に小池都知事から「感染爆発の重大局面」と外出自粛が要請されたり、共同メッセージを出されたりしたから尚更だ。

「絶対隠してたでしょ。ぐるぐる目の顔人の命よりもオリンピックだったの?」「東京オリンピック延期になったとたん芸能人の感染者が出て、都内の感染者が急増。ここぞとばかりに都知事が声を大にして、自粛しないと叩かれる空気を作る。都合が良すぎて笑えてきた」「コロナよりオリンピック優先してたんじゃないの」「オリンピック延期になった途端に感染者が急増なんて分かりやすすぎて…」と、オリンピックを実施するために“正確な情報を隠していたのではないか”とする疑惑が巻き起こっている。

またこうした疑惑が、 「楽観、忖度、隠蔽。平和な時ならいい加減にしろレベルで許される事も緊急時では命取りになる。何でオリンピック延期の翌日から東京の感染者が急増するの?」「オリンピック延期が決まったとたん東京で感染者と判明した人が急激に増えている。これは日本の感染者数が少ない理由を訝しんでいた他の国には悪印象でしかない。オリンピックのために感染者を隠していたと思われても言い訳ができない。利権のために嘘もつくし人の命も無視する国と思われても仕方ない」と、忖度・隠蔽・改ざんにまみれた政府への批判をさらに深めることにもなっている。

急増した感染者について、「PCR検査を増やしたからではないか」「PCR検査を増やした訳じゃないのに(増えている)」という議論も起きているが、27日10時現在、厚生労働省が公表しているPCR検査の実施状況の報告(国内における新型コロナウイルスに係るPCR検査の実施状況(結果判明日ベース))は18日のデータまでだ。

東京五輪の延期発表後に急増した新型コロナウイルス感染者の怪。果たして真実はどこにあるのだろうか。自分たちに都合の良いように情報を隠蔽・改ざんすることに慣れている安倍政権が何かしら関与していないことを願いたい。森友問題、桜を見る会などとは違い、今回は世界の監視の目が光っている。

Next: 東京五輪延期決定で急増したコロナ感染者数。「情報操作してないよね?」ネットの声

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