日経平均、もち合い解消で2万2,750円を越えるか？〜株式ペンタゴンチャート分析＝川口一晃

ニューヨーク・ダウ　ど真ん中を通過

先週のレポートでは、C点に注目した。C点が位置するペンタゴンのど真ん中の時間帯を通過することで、新しい流れが出てくるのか否かがポイントになったからだ。実際には、不安定な動きが続く中、C点に引き寄せられ、先週末にはCの位置する時間帯に陽線が出現すると同時にC点の上方を通過した。
次の注目日は7月22日前後である。

A点水準：約2万5,500ドル
B点水準：約2万7,000ドル
C点水準：約2万6,000ドル
D点水準：約2万4,600ドル

今週のポイントは、新しい流れが出てくるのか否かということである。

＜あくまでも個人的見解＞
C点に注目したい。先週末にC点が位置するペンタゴンのど真ん中の時間帯に到達した。したがって、C点が位置する時間帯が変化日となり、流れが変わるのか否かがポイントになるからだ。

＜トレンドのポイント（長期）＞
上昇トレンドの下落局面である。

あくまで参考売買ポジション（短期）
現在は　売りポジション買いポジションへの変更は　26,500ドル　を終値で越えることである。

（現在のシナリオ）
上値の重たい展開が続いている。B点が位置する時間帯より上昇に転じたのだが、BEラインに到達することなく下落に転じている。また、上値抵抗線EFラインも控えているからである。この場合、DFラインを割り込み、2万5,000ドルを割り込んでいくことが考えられる。

（第2シナリオ）
堅調な展開に移行する可能性はある。C点が位置する時間帯が変化日となり、流れが変わる可能性があるからだ。また、中心点C点の上方を通過したことで、下値は限定的と考えられるからだ。この場合、BEラインを越えていくことが期待できよう。

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