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トランプ再選、中国の妨害工作で窮地?カネが物を言う大統領選でまさかの金欠も=斎藤満

WTOの米国批判

そして今や親中国、反トランプとみられるWTO(世界貿易機関)が15日、その紛争処理小委員会で、トランプ政権が2018年以降、中国製品に課した関税措置は「国際貿易ルール違反」との判断を示しました。

その一方で、中国の報復関税についてはまったく触れていません。

これに対して米国USTRのライトハイザー通商代表部は、WTOは中国の「不正行為」に対する救済措置も講じていないとして、強く反発しています。中国はWTOを金で買収したとトランプ政権は批判し、中国寄りの姿勢を直さなければ、米国はWTOへの資金供与を停止し、WTOから脱退する姿勢を鮮明にしています。

トランプ氏はWTOをも敵に回してしまいました。

トランプにまさかの金欠病

そして選挙戦の最終盤にきて、トランプ陣営にまさかの「金欠病」が制約となってきたとの情報が入っています。

自ら「無制限に選挙資金は投じられる」と豪語してきましたが、さすがにビジネスを離れ、大統領職に専念してきた分、資金を使い果たしつつあると言います。これから激戦区、接戦州での選挙キャンペーンを展開するうえで、これは大きな制約になります。

一方のバイデン陣営では、この時期になってブルームバーグ氏から1億ドルの選挙資金援助の申し出がありました。これはバイデン陣営にとっては大きな援軍となります。資金面ではトランプ氏とバイデン氏の立場が逆転したことになります。

日本では「金の切れ目は縁の切れ目」と言います。大統領選挙でも金の力が大きくものを言います。

最後の追い込みという大事な時期に、金満トランプ氏がまさかの金欠病に陥り、追い込みをかけにくくなった半面、バイデン陣営が金満ブルームバーグ氏の資金支援で余裕を持って活動できるとなると、接近してきた両者の支持率の差がまた開く可能性があります。

特に、前回トランプ氏が予想外に勝利した「ラストベルト」など接戦州でのトランプ離れも指摘されています。

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