お金の計画なしに生きられない時代
また融資条件が甘くなっているのも要因のひとつでしょう。完済時の上限年齢が80歳まで引き上げられています。
我が家が住宅ローンを借りた2001年頃は、70歳が上限でした。いつの間にか、ほとんどの銀行が80歳になっています。
当時は頭金10%以上を用意するのが主流でしたが、頭金不要の「フルローン」を認める銀行も増えてきています。
借りられる金額でマイホームを買うのではなく、「返済できる金額」でマイホームを購入してくださいね。すでに購入している方は、返済が無理だと気が付いた時点で売却を検討してください。
マンションであっても、20年・30年だとローンの残高では売却できないことも考えられます。なるべく早く売却することです。
あなたの人生は、住宅ローンを返済して、子どもの教育費を支払うためにあるわけではありません。お金の計画をしっかり立ててくださいね。
image by:beeboys / Shutterstock.com
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『教育貧困にならないために』(2020年10月12日号)より一部抜粋
※タイトル・見出しはMONEY VOICE編集部による
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人生で二番目に大きな買い物は、子どもの教育費。教育費を意識して貯蓄していますか?「実はコレだけ必要です」から、「学資保険でまかなえるのか?」「目減りしない資産管理」「我慢しない節約」「ゼロから稼ぐ方法」までを調べて実践したことを紹介しています。教育ローンに頼らず、老後資金も確保できる教育費の貯め方を伝授します。