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なぜ2008年の論文に新型コロナの記述が?著者8名は中国名、音信不通=高島康司

発生源が武漢海鮮市場「ではない」可能性

だが、少なくともはっきりしていることは、新型コロナウイルスの最初の感染者を特定したところ、中国政府の公式発表にある「武漢海鮮市場」にいた人物ではなかったということも確認されている。

「シーサンパンナ・タイ族自治州」にある「TBG研究所」のユー・ウエンビン教授のチームは、新型コロナウイルスの起源を分析するために、12カ国から採取した93の新型コロナウイルスの「SARS-CoV-2」のサンプルを調査したところ、2019年12月8日と2020年1月10日に「武漢海鮮市場」とは異なる場所で発生していることが分かった。さらに、すでに早くも昨年の11月には人から人への感染が始まっていた可能性が高いという。

これは新型コロナウイルスの発生源が、「武漢海鮮市場」ではない可能性を示している。同市場はこれを拡散する役割を果たしただけだという。この研究では「武漢海鮮市場」とは異なる2つの場所がどこなのか示していないが、そのひとつはもしかしたら「武漢ウイルス研究所」なのかもしれない。

このように、現段階では新型コロナウイルスが人工的に作成されたというはっきりした証拠はない。ましてや、それが「武漢ウイルス研究所」が開発したという説得力のある証拠はない。

しかし、2008年に発表された論文に「SARS-CoV-2」が記載されていたとすれば、これはこのウイルスがはるか以前に人工的に開発されていた可能性を示唆するものなのだろうか?

ましてや、存在しない「SARS-CoV-3」という名称が記載されているということは、まだ存在しないこのウイルスがこれから出現する可能性を示唆しているのだろうか?

この件に関しては今後も調査する。具体的な情報が集まり次第、このメルマガで詳しく伝える。

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※タイトル・見出しはMONEY VOICE編集部による

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