fbpx

無限くら寿司の最適オーダーは? GoToEatの新裏技「鬼滅の刃づくし」も

コロナ禍で打撃を受けた飲食店を支援する「GoToEatキャンペーン」を利用した回転寿司チェーン・くら寿司での飲食、その名も無添ならぬ「無限くら寿司」がお得だと、ネットを中心に話題となっている。

GoToEatといえば、居酒屋の鳥貴族を舞台とした「トリキの錬金術」が、飲食した金額分以上のポイントが得られる抜け道があるということで、何かと騒がれた。ただし現在は利用金額の下限が設けられたため、そのような錬金術はできなくなっている。

今回話題になっている「無限くら寿司」も、トリキの錬金術と同様にオンライン飲食予約サイト経由で予約・来店の際にもらえるポイントを活用したもの。ディナータイムに予約して1人当たり1,000円(税込)以上飲食すれば1,000ポイントがゲットでき、そのポイントを使ってまた1,000円以上食事をすれば、再び1,000ポイントが付与され……という風に、最初の1,000円さえ払えば、その後はほぼ無料で食事ができるというのだ。

この「無限くら寿司」、ネット上の名もなき人間が発案したものと思いきや、くら寿司のサイトにて「Go To Eatご予約でくら寿司ならずっとお得!」と銘打ってPRしているという、まさかの公式が発信元の裏技。また回転寿司の場合、1,000円という縛りがあっても頼めるバリエーションの幅が広く、さらに金額調整もしやすい点も人気なのだという。

ハイカロリーからセンベロまで多彩に楽しめる?

そういうわけで実際にくら寿司のサイトをチェックしてみると、100円・200円などの1皿2貫のにぎり寿司から、格安価格の丼物やうどん・ラーメンさらにはデザートまで、幅広い低価格メニューがズラリと並ぶ。

実際のところギリギリ1,000円のラインを狙うと、どれぐらい頼めるのかをシミュレーションしてみた。

<定番の人気メニュー攻め>

定番どころで攻めるならば、「極み熟成まぐろ」「とろサーモン」「はまち」「甘えび」「えんがわ」「ねぎまぐろ」「やりいか」「味付いくら」といったお寿司8皿に、「特製茶碗蒸し」を付けても税抜980円。支払い額は税込1,078円となり、15時以降のディナータイムなら1,000ポイント付与の対象となり、無限に食べられるというわけだ。

<ハイカロリーを極める>

さらにリーズナブルかつハイカロリーを極めたいなら、「チキン南蛮風軍艦」や「濃厚チェダーチーズ天寿司」といった揚げ物系や、「えびマヨ軍艦」などのマヨネーズ系、また魚介系なら意外と高カロリーな「肉厚とろ〆さば」などの100円寿司を5皿、あるいは1杯500円の「えび天と季節の天丼」を迷わずオーダー。そこに平日限定の「ぶっかけうどん」、さらにハイカロリーの極みである「3種濃厚チーズポテト」を付け加えれば税抜910円となり、税込の支払額はギリギリ1,000円超え。同時にカロリーも1食で1,000kcalを軽々超える。

<鬼滅の刃づくし>

また、現在くら寿司ではあの大人気アニメ作品「鬼滅の刃」とのコラボを展開中(10月31日まで予定)。コラボ商品である「鬼滅の刃にぎり 三種盛り」「炭治郎のぶっかけうどん」「禰豆子のたっぷりベリーアイス」「乳酸菌ウォーター」をすべて頼んでも税抜940円と、奇しくも税込1,000円あたりを狙うのにちょうど良いオーダーとなっていて、これならお子さんを何度でも連れていくことが可能だ。

<センベロ狙い>

そして、くら寿司でセンベロをキメたいというなら、「有機ワイン」と「ハイボール」にくわえて、隠れた人気メニューである「ブロッコリーサラダ」、さらに「ちびころチキン」といった100円のつまみを2品頼めば、税抜でしめて930円。……さすがにコレは「寿司屋でお寿司頼まないってどういうこと?」「ていうか、酒の量が足りねえ」といった声があがりそうだが、それならそれで付与された1,000ポイントでハシゴをすればいいだけの話である。

以前の「トリキの錬金術」は、298円の釜めしだけを頼むという、店側にとっても大迷惑なうえに、頼むほうも“人としての尊厳”といった面でハードルが非常に高かった。しかし今回の「無限くら寿司」に関しては、このようにギリギリ1,000円超を目指す形でも、いっぱしの格好がつくオーダーが可能。有り体に言えば、「トリキの錬金術」の際に漂っていた“貧乏臭”は、ほぼ払拭されている印象だ。

“おひとり様は対象外”にネットから悲鳴が

こうして検証してみると、一度ぐらいなら利用してもいいかなと思わされる今回の「無限くら寿司」。ネット上でも様々な反応が飛び交っているが、とはいえGo To Eatという施策自体に嫌悪感を持つ人も依然かなり多い印象だ。

確かに先の「トリキの錬金術」の際にクローズアップされた、原資が税金なのに得する人間が一部に限られるというGo To Eatの欠陥点、さらにポイントゲットに群がる醜い人たちの姿を見れば、そのような気持ちになるのは仕方のないところだろう。

また、すでにこの「無限くら寿司」によって、各店舗では時間帯によってはかなりの混雑になっているようで、普段からくら寿司を愛用されている方からは「これのせいか」「迷惑極まりない」といった声も多い。

いっぽうで、実際に「無限くら寿司」を実践しようとした人たちから、「詰んだ」との声が多くあがっているのが、“おひとり様は利用できない”という縛り。ネットでは「一番感染リスクの少ないおひとり様が利用できないなんて」といった声もあがっていた。

オーダーの敷居が低いうえに公式が推しているとあって、今後さらに利用する人が増えそうな「無限くら寿司」。錬金術や貧乏といった悪いイメージが初っ端に付いてしまったGo To Eatだが、このくら寿司の取り組みを呼び水に、飲食店と利用者がともに得する理想の形に軌道修正していって欲しいものである。

Next: ぼっちだと無限くら寿司できないから……

1 2

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

MONEY VOICEの最新情報をお届けします。

この記事が気に入ったらTwitterでMONEY VOICEをフォロー