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なぜ疎遠に?指名され続ける銀座ホステスに学ぶ人付き合い「5つの技」=日高利美

違いその3:お客様の印象に残るか、残らないか

・1回の指名で終わるホステスは、お客様の印象に残る会話ができない
・指名され続けるホステスは、お客様の印象に残る会話ができる

その時は一緒に楽しい時間をお客様と過ごせたとしても、お客様の印象に残るかどうかは別の話。

相手を楽しませ、相手を気遣えることは基本の「き」。指名され続けるためには、ノリがいい、明るいという印象だけでなく、相手との共通点を見つける会話をし、つながりを感じてもらうことで、相手の印象に残るよう努めることが大切です。

ちなみに、深く印象に残るホステスは、共通の知り合いがいたり、共通の知り合いが多かったり、相手に何かしらメリットがある会話ができるホステスです。

違いその4:3回目以降の連絡ができるか、できないか

・1回の指名で終わるホステスは、3回目以降の連絡ができない
・指名され続けるホステスは、3回目以降の連絡が継続的にできる

指名され続けるためには、定期的に連絡をし、お客様に自分のことを思い出してもらうことが大切。

しかし、1回の指名で終わるホステスは、3回目以降の連絡ができません。その理由は、何を書いてメッセージを送ればいいのか、わかないからです。

1度目は、前日にみえてくださったお礼。
2度目は、前回みえて下さったお礼と、相手へのご機嫌伺い。

3度目は……お返事がなかったり、返信の反応が薄かったりすると、そのあとが続かなくなってしまいます。

指名され続けるホステスは、何かにつけ連絡する内容を考え出し、事あるごとにご機嫌伺いをし、自分のことを思い出してもらえる機会を作り出します。

ちなみに、お返事をもらえるホステスは、疑問形で文章を終わらせたり、返信したくなるような内容の文章を送ったり、とにかく文章が上手です。

自分がそういう文章を書けているかどうかを知りたい時は、書いた文章をもらった相手の立場になって読み返し、返信したくなる内容かどうかを自分でチェックしてから送ることです。

違いその5:お礼が言えるか、言えないか

・1回の指名で終わるホステスは、お客様にお礼をその場でしか言わない
・指名され続けるホステスは、お客様にお礼を3回言う

指名され続けるためには、相手に良い印象を持ってもらうことが大切です。

お礼が言えるホステスは、当然、可愛がられます。お礼は、その場で・次の日・次に会った時の3回。

ちなみに、お客様から大切にされるホステスは、お礼を3回言うだけでなく、ちょっとしたお返しをしています。毎回ではなくても、相手のことを想って選んだことがわかる、ちょっとした品物を贈っています。

そんなちょっとした心遣いが、人は嬉しいものなのです。

Next: 「5つの違い」でもっとも重要なのは?

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