日経平均株価は高値圏にあり、これだけ上がると「今さら参入できない」と考える人もいるでしょう。ただ、投資信託を積立で購入するのでしたら、株価が高くてもそれほど心配はありません。一括で購入するわけではないので、いつから参入しても問題ないからです。ですが、株式投資となると話は変わります。(『教育貧困にならないために』川畑明美)
プロフィール:川畑明美(かわばた あけみ)
ファイナンシャルプランナー。2人の子どもと夫婦の4人暮らし。子育てをしながらフルタイムで働く傍ら、投資信託の積立投資で2,000万円の資産を構築。2013年にファイナンシャルプランナー資格を取得。雑誌を中心に執筆活動を行う一方、積立投資の選び方と積立設定までをマンツーマンで教える家計のコーチング・サービスを展開している。
ファイナンシャルプランナー。2人の子どもと夫婦の4人暮らし。子育てをしながらフルタイムで働く傍ら、投資信託の積立投資で2,000万円の資産を構築。2013年にファイナンシャルプランナー資格を取得。雑誌を中心に執筆活動を行う一方、積立投資の選び方と積立設定までをマンツーマンで教える家計のコーチング・サービスを展開している。
投資信託の積立なら、いつ参入しても問題ない
先週、日経平均株価は急伸して2万9,000円に迫る場面がありました。
株式市場は先取りの世界ですから、今後の世界経済が市場の予想通りに明るくなるので良いのなら良いのですが、コロナが猛威をふるっている中、市場の期待が実体を伴っていないようで不安にも感じます。
これだけ上がってしまうと「今さら参入できない」と思ってしまう方もいるでしょう。
ただ、投資信託を積立で購入するのでしたら、株価が高くてもそれほど心配はありません。一括で購入するわけではないので、いつから参入しても問題ないからです。
ですが、株式投資となると話は変わります。
株式投資は、100株ずつの取り引きになりますから、ある程度まとまった資金が必要ですし、それが半額になってしまうのはとても感情が揺さぶられます。
株価の下落が気になって夜も眠れないという方もいるのです。
株を買うなら長期か短期か。自分の投資スタンスを持つ必要
これから株式投資をする場合は、ご自身の投資スタンスを持つことです。
多少の上げ・下げがあっても、長期保有したいと思って始めるのか。または、早めに売買する短期保有なのか。
まず、そこから考えてくださいね。
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