24日の米ドル・円は、東京市場では156円28銭から155円56銭まで下落。欧米市場では156円07銭まで買われた後、155円68銭まで反落したが、155円93銭で取引終了。本日25日の米ドル・円は主に156円を挟んだ水準で推移か。欧米主要市場はクリスマスの休場となるため、主要通貨の為替取引は動意薄となる見込み。
報道によると、内閣府は12月24日、2026年度予算案などの前提となる政府経済見通しを公表した。2025年度の国内総生産(GDP)成長率の見通しは8月時点の+0.7%から+1.1%に上方修正した。2026年度については+0.9%から+1.3%に上方修正した。成長率見通しを押し上げた内需は、2025年度の寄与度を+0.9%から+1.1%に上方修正した。個人消費は前年度比+1.0%から+1.3%に引き上げた。内閣府によると、2026年度は、税制改正による所得の改善によって個人消費が増加するようだ。ただ、長期金利の上昇は成長率見通しに大きな影響を与える可能性があるため、市場参加者の間からは「2026年度の日本経済については楽観視できない」との声が聞かれている。
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