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paypayが100億円の大型キャンペーン実施を発表!QR決済競争はどうなる=シバタナオキ

競争が激化しているQRコード決済について、主要プレーヤーのマーケティング施策を簡単におさらい。楽天、ヤフー、LINEの3社はいま何に注力しているのでしょうか。(『決算が読めるようになるノート』シバタナオキ)

※本記事は有料メルマガ『決算が読めるようになるノート』2018年11月29日号の抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会にバックナンバー含め今月分すべて無料のお試し購読をどうぞ。

プロフィール:シバタ ナオキ
AppGrooves / SearchMan共同創業者。東京大学大学院工学系研究科技術経営戦略学専攻 博士課程修了(工学博士)。元・楽天株式会社執行役員(当時最年少)、元・東京大学工学系研究科助教、元・スタンフォード大学客員研究員。

ヤフー、楽天、LINEの3社によるQRコード決済戦争が勃発!

ヤフー・PayPayの店舗獲得施策

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PayPayは、「店舗側の導入費用や決済手数料などを一切無料にする」というキャンペーンを行っています。

それだけではなく、100億円を上限に20%還元という信じられない施策も打ち出しました。

ソフトバンク系QR決済のPayPayが100億円還元

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PayPayの最大の売りは、アリババが展開する中国ナンバーワンのシェアを誇るアリペイの決済手数料も0%にするというもので、訪日観光客を取り込みたい店舗には嬉しいキャンペーンが展開されています。

楽天Payの店舗獲得施策

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楽天Payは「条件を満たした店舗は決済端末の購入金額を全額キャッシュバックする」というキャンペーンを行っています。

一方で、「決済手数料を無料にする」といったキャンペーンは今のところ実施していないあたりが、王者楽天の横綱相撲とも言えるのではないでしょうか。

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楽天は手数料を無料にするのではなく、楽天が費用を負担してユーザーへのポイントバックやユーザーがアプリを初回利用した際のボーナスポイント付与等のキャンペーンを提供しており、キャンペーンによって成果を得ている店舗も出てきているようです。

Next: ますます激化するQRコード競争、現在各社の注目ポイントとは?

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