円高は長く続かず。2017年末のドル円相場は一転、円安の公算大きく=伊藤智洋

米ドル/円は、年の後半から年末へ向けて、一定の流れができやすくなっています。過去の11月と12月の値動きを見ながら、師走相場を展望してみましょう。(『少額投資家のための売買戦略』伊藤智洋)

※本記事は有料メルマガ『少額投資家のための売買戦略』2017年11月26日号を一部抜粋・再構成したものです。ご興味を持たれた方はぜひこの機会にご購読をどうぞ。今月配信済みバックナンバーや本記事で割愛した全文(プラチナ、日経平均株価の今後のシナリオ)もすぐ読めます。

プロフィール:伊藤智洋(いとうとしひろ)
証券会社、商品先物調査会社のテクニカルアナリストを経て、1996年に投資情報サービス設立。株や商品先物への投資活動を通じて、テクニカル分析の有効性についての記事を執筆。MS-DOS時代からの徹底したデータ分析により、さまざまな投資対象の値動きの本質を暴く。『チャートの救急箱』(投資レーダー社)、『FX・株・先物チャートの新法則[パワートレンド編]』(東洋経済新報社)など著書多数。

11月の月足は陰線引けか。そこから導かれる師走相場の結論とは?

11月・12月に見られる一定のパターン

下記の図表は、円・ドル相場の11月と12月の値動きを示しています。〇(白丸)が月足が陽線引けした年●(黒丸)が月足が陰線引けした年となります。

<円・ドルの11月と12月の値動き>

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以前より、円・ドルは、年の後半から年末へ向けて、一定の流れができやすいと紹介してきました。その傾向があることにより、11月と12月の値動きにはパターンが見られます。

年末へ向けた特徴はいくつも見られるのですが、本年は、9月に押し目をつけて、その後、円安方向へ推移していて、11月の月足が陰線引けしそうな展開となっています。

そこで、11月の月足が陰線引けするケースを見ていきます。

今年の師走相場は?

円・ドルは、95年、98年と日米の協調介入を経過して、98年以降は上下に行き難い場所ができています。98年以前と以降との値動きが異なるので、98年以降の展開を見ていきます。

11月の月足が陰線引け(円高方向に推移)している年は、99年、03年、04年、06年、07年、08年、09年、11年です。これらの年は、12月が陰線引けしたり、陽線引けしたりしていますが、本年のように――

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11月26日号 目次
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http://www.p-trend.jp/docs/Ito-NKPFM160801.pdf

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『少額投資家のための売買戦略』』(2017年11月26日号)より一部抜粋・再構成
※太字はMONEY VOICE編集部による

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