スマホ被曝でガンになる?「通話よりもチャットが安心」米衛生当局が報告=浜田和幸

スマホの発する放射線の影響を危惧する声が高まっている。その先鞭をつけたのは米・加州の公衆衛生局だ。まだ因果関係は証明されていないが、用心するに越したことはない。(浜田かずゆきの『ぶっちゃけ話はここだけで』浜田和幸)

※本記事は有料メルマガ『浜田かずゆきの『ぶっちゃけ話はここだけで』』2018年1月19日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会にご購読をどうぞ。当月配信済みのバックナンバーもすぐ読めます。

プロフィール:浜田和幸(はまだ かずゆき)
国際政治経済学者。前参議院議員。米ジョージ・ワシントン大学政治学博士。『ヘッジファンド』『未来ビジネスを読む』等のベストセラー作家。総務大臣政務官、外務大臣政務官、2020年東京オリンピック・パラリンピック招致委員会委員、米戦略国際問題研究所主任研究員、米議会調査局コンサルタントを歴任。日本では数少ないフューチャリスト(未来予測家)としても知られる。

因果関係が証明されてからでは手遅れ?スマホによる健康被害とは

片時も手放せないスマートフォン

ぶっちゃけ、今や携帯電話は身体の一部になったようなもの。

朝から晩まで、ケータイがなくては仕事も遊びもままならない。電車の中でも、歩きながらもケータイが離せない。交通違反と知りつつも、車の運転中でも切れない人が多く、事故の原因となっている。

機能も増え続け、確かに便利この上ない。分からないことは、何でもたちどころに答えを教えてくれる。もはや本や新聞を圧倒し、ついにはパソコンまでも凌駕する勢いで快進撃を続けるケータイ様様である。

米カリフォルニア州 公衆衛生局の怖いアドバイス

しかし、好事魔多し。携帯電話の発する放射線の影響を危惧する声も年々大きくなってきた。先鞭をつけたのは、米国カリフォルニア州の公衆衛生局である。

「これは警告ではないが」と但し書きを付けた上で、「携帯電話が健康を害するのではないかと危惧する場合には、次のことをお勧めする」との報告書を発表した。

実は2009年から地元カリフォルニア州立大学バークレー校の家庭・地域健康センター(CFCH)と協力し、携帯電話の発する放射線が腫瘍やがんを引き起こす可能性について研究を開始したのである。

この度、その成果に基づいてのアドバイスが公開されたというわけだ。

それによれば、「携帯電話の発する放射線と脳腫瘍などとの因果関係は証明されなかった。しかし、スウェーデンでは25年間、携帯電話を使い続けた被験者はそうでない場合より脳腫瘍の発症率が3倍高かったことが判明した」。

それゆえ、健康面への影響を懸念するならば、

  • ケータイでの通話は控え、テキストの発受信を心がけること
  • ケータイが直接皮膚に触れることを避け、使用しない時はできるだけサイフやカバンに入れておくこと
  • ケータイをズボンのポケットに入れるのもよくない。車や電車など移動交通手段に乗るときは特に注意が必要(移動中にはケータイの発する放射線レベルが高くなる設定になっている)
  • 就寝中に枕元に置くことは絶対に避けること。電源を切っておかない限り、頭のそばに置くことはお勧めできない

といったアドバイスが並んでいる。

Next: 乳児や小児に悪影響? 全米小児科学会(AAP)も警戒

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