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ブームは来ない?Facebookが「メタバース」に傾倒する理由と注目すべき2銘柄=栫井駿介

「NVIDIA」と「AMD」に注目

そういった可能性のある企業の例として挙げられるのがNVIDIAとAMDです。

出典:SBI証券

NVIDIA CORP<NVDA> 週足(SBI証券提供)

出典:SBI

ADVANCED MICRO DEVICES INC<AMD> 週足(SBI証券提供)

これらはGPUといういわゆる画像処理半導体を作っている会社です。

元々ゲームが中心ですが、メタバースにおいても、動きを処理するにはインテルが作っているCPUよりもGPUがものすごく活躍します。AIの分野も同様の側面があります。

この辺りは「メタバース」という一過性のバズワードにつられただけではなく、ある程度実態に沿ったものなのではないかと思います。

とはいえ今このメタバースの影響を受けて株価が急上昇しているところがあるので、この瞬間を捉えて言えば眉唾物です。株式市場について言うと、今かなり「浮かれている」ような状況です。

こういったバズワードが急に株価を押し上げるようなことになる時は、危険なときが多いです。

しかし一方では、長期的に着実に積み上げていけそうな部分があるので、これらの企業がどれだけ需要を取れるかという動向は、長期的に見ていきたい分野でもあります。

(※編注:今回の記事は動画でも解説されています。ご興味をお持ちの方は、ぜひチャンネル登録してほかの解説動画もご視聴ください。)


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image by:rafapress / Shutterstock.com
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バリュー株投資家の見方|つばめ投資顧問』(2021年11月18日号)より
※記事タイトル・見出しはMONEY VOICE編集部による

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【毎日少し賢くなる投資情報】長期投資の王道であるバリュー株投資家の視点から、ニュースの解説や銘柄分析、投資情報を発信します。<筆者紹介>栫井駿介(かこいしゅんすけ)。東京大学経済学部卒業、海外MBA修了。大手証券会社に勤務した後、つばめ投資顧問を設立。

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