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4月から親の同意不要、18歳のクレジットカード破産をどう防ぐか?キャッシュレス専門家が提唱「Suica」を使った金銭感覚の鍛え方=岩田昭男

「Suica生活」でクレカの練習を。何を削って何を残すかを考えよう

それには、先に述べた毎月1万円でSuica生活をするトレーニング法が役に立ちます。

これはSuicaに1万円入れて1ヶ月暮らすというものです。しかし、Suicaの1万円で生活のすべてをまかなうわけではありません。

1万円を使ってSuicaに慣れ親しむこと、長期にわたってSuicaを使い続ける「癖」をつけることが目的です。

ルールは2つだけ。

1つは「少額でもSuicaを毎日使い続けること」。1万円を30日で割ると、1日330円ほどです。大したものは買えませんが、Suicaを使うのに慣れる意味があります。

2つ目は「1ヶ月後もSuica口座にお金を残していること」。1円でも残ればOKです。1ヶ月という期間全体を眺め、お金の流れを考えることができたということです。

こうしたルールを決め、Suicaとともに1ヶ月暮らしてみるのです(ウィズSuicaです)。

私たちはキャッシュレス社会の中で、長く生きていくことになります。何を削って何を残すか、考えることが大切です。

1万円と提案しましたが、「月2万円は絶対必要」という人は2万円で始めても良いでしょう。

こうしたトレーニングで、Suicaや電子マネー利用のイロハがわかり、経済的自立のための生活が軌道に乗ると思います。ぜひ試してみてください。

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