「お金」と「孤独」への対策が必須
さて、並行的に大切なことなのですが「何らかの自営業を目指すのも1つの手」。まずは、そのための副業を始めるという方法もあります。
先の対策例は定年後までも働ける前提です。最近では40代でリストラされる可能性も低くなく60歳・65歳以後まで働けるかも未知数といえます。
そして40歳以後、満足な転職は厳しいのが基本です。
また、お金以外に、老後の孤独対策も1つの課題です。勤めている今はピンとこないかもしれませんが、近所に仲良しな友達や集まりなどがなければ孤独死は元より、心身が病みやすくなります。
会話のない人的な閉鎖環境は、想像以上に過酷です。
さらに「何をして過ごすか」も意外と難しく、毎日テレビや動画を見るなどだけでは、いつしか充実とはほど遠い日常になります。
定年のない「自営業」という選択
こういった様々な問題への対策の1つが、自営業として働くことです。
自営なら定年がないので、相応の努力がいる一方、定年後も長く稼ぎ続けることができます。また、先ほどの「資産運用」の運用期間を長引かせることにも繋がります。
自営業で仕事をしているうちは孤独にもなりにくく、何をするか悩む必要もなくなるはずです。
場合によっては、誰か人を雇うこともできますし、それこそ誰かとパートナーになることもできます。仕事を通して、誰かと親密になれるかもしれません。
最近では、勤めながら週末起業する方法もあります。副業もあるので、いくらか独立も容易な時代です。
どのみち、ただ働くだけでは足りないのですから、ぜひこれも、対策の1つとして考えてみましょう。