日立製作所<6966>
2021年元旦、日立製作所傘下の日立オートモティブシステムズとホンダ傘下のショーワ、ケーヒン、日信工業の計4社の合併により成立した日立アステモが発足。
この合併で日立とホンダの距離は一気に接近。ホンダも日立アステモの議決権の33.4%を所有し、議決権を有する。
今年7月の4~6月期決算説明会において、日立製作所の河村副社長CFOが日立アステモの今後について「連結内にとどめるか議論している」「IPO(新規上場)も含めて検討中」と述べていた点が興味深い。
9月下旬には、ホンダが2026年からのグローバル展開を予定している中・大型EV向けの電動アクスルを受注したと発表。
日立アステモは自社開発の高性能な一体駆動ユニットをHondaに納入する予定。
また、10月31日には一山自動車に対してジヤトコが供給を予定しているEVおよび日産e-POWER車向けの電動アクスル用のモーター、インバーターを受注したと発表。
日立製作所は、アステモの今期売上高を1兆8,500億円と予想しており、日立製作所全体(今期売上高10兆4,000億円)に対して発揮する存在感は増している。 ※2022年11月中に初月無料の定期購読手続きを完了すると、以下の号がすぐに届きます。
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田嶋智太郎の先読み・深読み!株式マーケット
』(2022年11月25日号)より一部抜粋
※タイトル・見出しはMONEY VOICE編集部による