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保険を解約しても本当に大丈夫?もう悩まない家計に合わせた保険見直しの最適解=牧野寿和

お金が足りているなら保険は不要

保険商品に加入すれば、その保険料の総額は家計支出の結構なウェイトを占めます。支払った保険料に見合う保険商品に加入したいものです。

そのためには、どの保険商品が自分に適しているのかを選ぶことが重要です。

多数の保険商品から選ぶのが難しいのであれば、前述の(1)(2)を自身で計算しておいて、複数の保険外交員や保険ショップで適切な保険商品を選んでもらうのも、ひとつの方法でしょう。

その時には、(1)(2)の計算もしてくれると思います。その計算結果と、自身で計算した結果の違いがないかを確認してみることです。もし違っていれば、その理由が明確であれば、その保険に加入してもいいでしょう。

このように、死亡保険を例にお話してきましたが、保険に入る本当の理由は、万が一のその時に、またはその時以降も生活をしていくために、必要な資金の足りない分を補ってもらうために加入する。これが、保険に加入する理由です。

従って、家計の負担になるような無駄な保険商品に加入することなく、吟味して加入することも大事なことです。

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image by:Chaay_Tee / Shutterstock.com
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【人生の添乗員(R)】からのワンポイントメッセージ 【人生の添乗員(R)】からのワンポイントメッセージ 』(2023年1月11日号)より一部抜粋
※タイトル・見出しはMONEY VOICE編集部による

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