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「反日だった」朴槿恵前大統領を、なぜ韓国国民はブタ箱に放り込んだのか?

ついに逮捕された朴槿恵前大統領。敗因は反日の封印であり、ストレスのはけ口を失った韓国国民が経済状況の酷さに気づいたことだ。この政権の4年間を振り返って解説する。(『2011年 韓国経済危機の軌跡(週間 韓国経済)』)

※本記事は、『2011年 韓国経済危機の軌跡(週間 韓国経済)』2017年4月2日号の抜粋です。ご興味を持たれた方はぜひこの機会にバックナンバー含め今月すべて無料のお試し購読をどうぞ。

反日でギリギリ保っていた?朴槿恵前韓国大統領の4年間を振り返る

「日本を千年恨む」就任早々に宣言をしたワケ

今回はついに逮捕されてしまった韓国の朴槿恵前大統領を特集する。当メルマガは2011年に配信を開始し、ほぼ週1ペースで5年半ほど配信を続けてきた。メルマガを始めた当初は明博政権だったが、それから1年後に朴槿恵政権がスタート。その当時から今までに取り上げた内容を見ながら、朴槿恵前大統領の4年間を振り返って解説する。

朴大統領は2月25日の就任後、麻生太郎副総理との会談などで、日本に歴史問題への対応を求めているが、演説で日韓関係についてメッセージを発するのは初めて。竹島、慰安婦問題など具体的懸案には触れなかったが、未来に向かうためにまず過去の問題を解決すべきだという内容で、安倍政権に厳しい注文を突き付けた形だ。

大統領は「歴史に対する正直な省察がなされるとき、共同繁栄の未来も共に開ける。加害者と被害者という歴史的立場は千年の歴史が流れても変わらない」と言明。

これは私が第81回(2013年3月3日配信日)のメルマガで取り上げた時事通信の記事である。本当に就任早々、「日本を千年恨む」と宣言したのだ。

なぜ、最初から朴槿恵前大統領が反日全開だったのか。その理由は、支持率の低さにある。朴槿恵前大統領は、次の韓国大統領候補で最も人気がある文在寅(ムン・ジェイン)氏との選挙戦にわずかな票差で勝って大統領に就任した。当然、ギリギリの勝利では政権基盤が弱いことになる。

【関連】親日か反日か?次の韓国大統領になる男「文在寅」(ムン・ジェイン)の狙い

そこで朴槿恵前大統領は、反日政策を邁進することで地盤を固めようとした。その効果はてきめんだった。すぐさま支持率は爆上げとなり、日本が批判する「告げ口外交」と「慰安婦ガー」という、聞かれてもいない「反日」を世界中で触れ回ったことで、朴槿恵前大統領は「外交の天才」と評価された。

当時、私はこんな言葉を残している。

最低の支持率の結果、すぐさま反日に行動を移した韓国の朴槿恵大統領。文章を読んで驚いたと思うが、現時点で盧武鉉前大統領、明博大統領なんて遙かに超える逸材である。

就任して舵を取っても、韓国経済が苦境に立たされる未来は決定している。つまり、これは始まりであってゴールではない。明博大統領なんかとは比べものにならないぐらい、日本批判を展開してくることだろう。

最後に私の朴槿恵大統領に対する経済評価は、明博前大統領以下なのは言うまでもないが、はっきりいって「無能」である。今年、韓国は日本に貿易赤字を255億ドル出している。そして、日本批判するということは、経済的な視点からしてもマイナスだ。

つまり、4年前に私はいずれはこうなることを予言していた。そして案の定、朴槿恵前大統領の経済政策は無能そのものであった。もっとも、当時は弾劾罷免されるとまでは思っていなかったが。結果的に、韓国経済は衰退化が顕著となった。

今の株価や通貨ウォンは、サムスン電子のおかげで当時よりも高水準を保っているが、それもいつまで持つかはわからない。あまりにも韓国以外の外部的な要因が複雑過ぎるのだ。暴落するのは、韓国が米国によって「為替操作国」として認定される時か、韓国の次の大統領がTHAAD配備の中止を宣言する時か、はたまた赤化に進んだときか。朝鮮戦争の再開といったことも十分に考えられる。

引き続き、朴槿恵前大統領の4年間を振り返っていこう。

Next: 「オバマの逆鱗」に触れて幕引きに。朴槿恵前大統領の4年間を振り返る

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