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米国株見通し:伸び悩みか、景気減速に警戒

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(12時30分現在)

S&P500先物      6,842.75(-38.25)
ナスダック100先物  25,124.50(-218.25)

米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は軟調、NYダウ先物は160ドル安。米長期金利は底堅く、本日の米株式市場は売り先行となりそうだ。

15日のNY市場で主要3指数は小幅に下げ、ダウは前週末比41ドル安の48416ドルで終了。人工知能(AI)関連株を中心に売りが続きナスダックは続落、S&Pもわずかに下落した。オラクルやブロードコムの下落が投資家心理を悪化させたほか、週内に発表を控える重要経済指標を見極めたいムードが広がり、値動きは限定的だった。金利動向や次期連邦準備制度理事会(FRB)議長人事を巡る報道も手掛かりとなりにくく、方向感を欠く展開だった。

本日は伸び悩みか。前日のNY連銀製造業景況感指数など足元で弱い経済指標が目立ち、FRBによる来年1月の追加利下げ観測が意識されやすい。金利低下を好感してハイテク株に買戻しが入れば相場の支えとなりそうだ。一方、景気減速懸念が重荷となる可能性もある。今晩は雇用統計や小売売上高、消費者物価指数(CPI)など重要指標が相次ぐため、投資家は様子見姿勢を強めやすい。引き続きFRBの当局者発言や次期議長候補に関する報道も注目される。

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