米12月ミシガン大学消費者信頼感指数確報値は52.9と、予想外に速報値53.3から下方修正された。11月の51.9からは上昇。現況が50.4と少なくとも2005年以降20年ぶり低水準に落ち込んだ。先行景況指数は54.6と速報から下方修正された。11月からは上昇し、8月来で最高となった。同指数の1年期待インフレ率は4.2%と予想外に速報4.1%から上方修正された。ただ、2月来で最低。連邦準備制度理事会(FRB)がインフレ期待において、より注視している同指数の5-10年期待インフレ率確報値は3.2%と、1月来で最低となった。連邦準備制度理事会(FRB)の利下げを正当化する結果となった。
同時刻に発表された米11月中古住宅販売件数は前月比+0.5%の413万戸と、10月411万戸から増加も予想を小幅下回った。ただ、2月来で最高となった。
予想下回ったが堅調な結果にドルの底堅い展開が続いた。ユーロ・ドルは1.1738ドルまで上昇後、1.1719ドルへ反落。ドル・円は片山財務相の円安是正発言で156円台に反落後、157円45銭まで再び上昇した。ポンド・ドルは1.3387ドルまで上昇後、1.3357ドルまで反落した。
【経済指標】
・米・12月ミシガン大学消費者信頼感指数確報値:52.9(予想:53.5、速報値:53.3)
・米・12月ミシガン大学1年期待インフレ率確報値:4.2%(予想:4.1%、速報値:4.1%)
・米・12月ミシガン大学5-10年期待インフレ率確報値:3.2%(予想:3.2%、速報値:3.2%)
・米・11月中古住宅販売件数:413万戸(予想:415万戸、10月:411万戸←410万戸)
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