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日本と北朝鮮 「クーデター」を実行しやすい国はどっち?=不破利晴

クーデターはいつ可能か?

ブイヤベースを作るには、しかるべき魚がなくては始まらないと同様、クーデターを成功させるためには、それなりの前提条件が存在しなくてはならないとしている。

ルトワックは、クーデターを実行しやすい国家として、次の3つの要件を挙げている。

  1. 権力が少数の人間に集中している国家
  2. 外国からの介入を受けにくい国家
  3. 政治の中心が多数の機関などに分散していない国家

前提条件として、ルトワックの提示するクーデターの手法は主に第3国に当てはまり、日本のような先進国では上手く機能しない。これは上記の3要件を見ても明らかであり、北朝鮮などにおいて非常に有効であるように思われる。

クーデターの計画

ルトワックは、クーデターにおいては中立化すべき目標を定めよと主張している。クーデターの実行にあたっては、誰を孤立化させる必要があり、誰は無視して良いかを知るため政府の顔ぶれを研究しておく必要がある。

また、施設・装備を調査し、占拠ないし中立化の必要あるものをあらかじめ選択しておかなければならない。

その意味でメディアをおさえることは死活的に重要である。まず、速やかにテレビ、ラジオをおさえる必要がある。政府に一番近い局を押さえ(日本で言えばNHK?)、残りは無力化する。

通信施設は絶対に使わせてはならない。電線をプラスティック爆弾で爆破するなどの措置を講じる。ちなみに新聞は即時性に欠けるので、無視しても構わないとしている。

また、交通路の封鎖も重要である。首都へ繋がる空港と道路をおさえる必要がある。空港の制圧は意外に簡単だ。複数台の車両と、複数人のスナイパーを配置するだけで空港は無力化できるそうだ。

道路はチョークポイントを抑えることが重要である。外部からの侵入が可能な交差点や、象徴的な建物を占拠する必要がある。また占拠した建物については、宿泊できるようにしておくことも重要。

首都の目抜き通りの角に陣取った戦車の姿はクーデターのシンボルであり、実際的な必要性からの布陣でもある。政治活動の中心地にその存在を具体的に示す必要から出ているのである。

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インターネット政党が日本を変える!』(2016年7月19,21日号)より
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「あなたにとってハッピーな世の中とは、どのようなものですか?」驚かせてすみません。私は不破利晴と申します。私は、元駐レバノン特命全権大使・天木直人氏と共に、「インターネット政党」の成功に向けて活動しています。インターネット政党『新党憲法9条』のWebサイトをつくり、日々の運用管理をしています。想像して欲しいことがあります。→「毎日働き詰めで辛くありませんか?」→「生きることに目的を見失って辛くありませんか?」→「あなたにとってハッピーな世の中とは、どのようなものですか?」インターネット政党の主役は「あなた」です。

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