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ロシアが本気で警戒『ポケモンGO』アメリカ陰謀説の意外な真実味=高島康司

メタデータを利用されるとさらに危険

3年前の2013年、「国家安全保障局(NSA)」の元エージェント、エドワード・スノーデンは恐るべき情報をリークした。

スノーデンによると、「NSA」はネットが対象の「プリズム」と「マリーナ」、そして電話が対象の「ニュークリオン」と「メーンウエー」という4つの盗聴システムを運営しているという。

ちなみに、「プリズム」と「ニュークリオン」は電子メールや通話の内容そのものを、「マリーナ」と「メーンウエー」はネット接続履歴や通話履歴などメタデータと呼ばれる付随情報を収集するとされている。

メタデータには、携帯電話の発信元と着信先の電話番号、発信時間、通話記録が含まれる。

そして、すべての携帯電話には、一台一台に固有の「IMEI」という加入者識別番号が付与されている。「NSA」がこれを知ると、メタデータが記録している通話の着信先や発信日時を追跡できるだけでなく、発信者がどこから電話をかけたのかも追跡できる。「IMEI」はスマホや携帯の製造時にハードウェアに刻印されている。携帯電話のキャリアがサーバに登録する必要はない。

「IMEI」を確認するのは簡単だ。以下の番号を入力すると、画面に15桁の番号が表示される。

*#06#

iPhoneの場合、パソコンに接続すればiTunesでも確認することができる。筆者もやってみたが、すぐに表示された。読者の方々もぜひやってみるとよいだろう。

さて、このようは状況で『ポケモンGO』をプレーするとどうなるだろうか?グーグルのアカウントを介して、『ポケモンGO』のサーバにアップロードされたデータが誰のものなのかは簡単に特定される。

さらに、そのユーザーが使っているスマホの「IMEI」が特定されると、そのスマホに蓄積された過去のすべての通話記録、通話先、GPSの移動データ、インターネットのアクセス記録などすべてが外部からアクセス可能になる可能性がある。

いまのところ、『ポケモンGO』の危険性の詳細な分析を発表している記事はほとんどないので、このような危険性があるとは100%断言できる段階ではない。しかしながら、スノーデンがリークした情報を『ポケモンGO』の機能と組み合わせると、このような危険性があることは決して否定できないはずだ。

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