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「忖度相場」からの6月14日ショック説、最悪ケースの株価下値は?=藤井まり子

「先行」する為替と金利を株式市場が後追いすればどうなる?

NYダウで1万8,000ドル前後といえば、トランプが大統領選挙に勝利する前の水準です。

先週号のメルマガでもお伝えしましたが、為替市場はすでに「大統領選挙前」の水準にまで戻しました。ドルインデックス指数は97ポイントを下回っています。

さらに、長期金利(=ドル国債10年物の利回り)も、先週末には「大統領選挙前」の水準にまで戻っています。2.20%を下回りました。

トランプ大統領の登場は、人々のセンチメントだけは明るくしました。でも、マクロ経済的には、トランプの政策は何も巻き起こせないだろうし、現に何も巻き起こせなかったことは、こちらのメルマガでも幾度も繰り返しお伝えしてきたとおりです。

ところがこれまで、どんな悪材料に遭遇しても、反応するのは為替市場と長期金利市場だけ。株式市場は全くもって反応しませんでした…。

とは言えこの夏、アメリカ株式市場も遅ればせながら調整を余儀なくされることでしょう。

すでに今のアメリカ経済の実態は、2016年11月初旬の「大統領選挙前」の水準に戻っているかもしれないのです。すなわち――
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※本記事は有料メルマガ『藤井まり子の資産形成プレミアム・レポート』2017年6月6日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会にご購読をどうぞ。本記事で割愛した内容(さらに詳細なアメリカ株式市場の分析と6月FOMCの展望、さらに中国経済について)や、当月配信済みのバックナンバーもすぐ読めます。

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藤井まり子の資産形成プレミアム・レポート』(2017年6月6日号)より一部抜粋、再構成
※太字はMONEY VOICE編集部による

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