プーチンにとっての「本当の敵」
若干19歳でイーサリアムを考案したヴィタリック・ブテリンが、SNSに投じた決意の言葉を再び取り上げましょう。
「独裁的で強圧的な命令や抑圧、闘争による殺害を促すような勢力や考え方を完全に拒否する」
この天才は、西側の中央銀行システムが世界を破滅に導こうとしていることを、しっかり理解しているのです。
プーチンは、暗号通貨は匿名性が担保されていないこと、そして、巨大な天変地異や戦争によってエネルギーが遮断されてしまったとき、人々は最低限の食料さえ買うことができなくなってしまうことを理由に暗号通貨の普及に反対してきました。
しかし、これには「中央銀行の」という言葉が抜け落ちています。
今回のヴィタリック・ブテリンへの支援表明も、それを意識したものです。
つまり、プーチンが反対しているのは、西側の中央銀行システムが発行する暗号通貨であって、ビットコインやイーサリアムのような――
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プーチンが反対しているのは西側の中央銀行が発行する暗号通貨
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