ナスダック 堅調さを維持する
先週のレポートでは、ADラインに注目した。下値支持線ADラインを割り込むと下値不安が広がることになるからだ。実際には、ADラインを割り込むことなく堅調さを維持している。
次の注目日は10月26日前後である。
今週のポイントは、堅調な展開が続くのか否かということである。
あくまでも個人的見解
D点に注目したい。週央にD点が位置する時間帯を通過する。したがって、D点の上方を通過するのか、それとも下方を通過するかに注目したい。
値動きのポイント
上昇エネルギーの強い相場を維持している。上値のメドは5325ポイント前後を考えたい。下落エネルギーの強い相場に転換するポイントは赤丸水準の5100ポイントを終値で割り込むことである。
現在のシナリオ
堅調な展開が続く可能性がある。下値支持線ADラインを維持している。上値抵抗線BDラインを超えてもきている。C点が位置する時間帯以降も値を上げてきているからである。
第2シナリオ
上値の重たい展開になっていく可能性も残っている。上値抵抗線CDラインが控えている。また、ペンタゴンのど真ん中の時間帯にあたるB点以降、値を下げても来ているからである。
なお、MACDはMACD自体が下げ止まり、横這いになっている。スローストキャスティックスの数値は売られ過ぎ状態より上昇に転じ、20%台に乗せてきた。