質問3 変化できるか?
リスクを避けようとすると、リターンはほとんどない定期預金や国債といった安全資産しか選択肢が残りません。
先ほど紹介した日経ヴェリタスの特集記事では、富裕層の日本株保有比率はなんと80%にも達し、一般層の27%を大きく上回っているのです。
実際、金融広報中央委員会の、家計の金融資産と種類別構成比の変化を確認してみると、平成24年での資産は全体で1568兆円となっています。そのうち現金及び預貯金は847兆円(約54%)ですが、株式は122兆円(約7.8%)と10%にも達しません。
さらに別の資料、日銀の『日米家計のリスク資産保有に関する論点整理』によると、金融資産全体に対するリスク性資産の比率は、日本16%に対し金融大国のアメリカは48%となっていました。2016年も日本の現金預金比率は高いままで、変化はありません。
現在、投資の方面ではNISA口座や確定拠出型年金など、税金の優遇制度もあり、国は投資を後押しする制度を充実させています。NISA口座は開始当初の年間100万円の枠を120万円に拡大しましたし、年間60万円を20年間という新たな枠の話もあります。その一方、貯蓄に関する優遇策は一切ありませんし、今後金利が上がる見込みもほぼないでしょう。
貯蓄から投資へ。本当に意識改革できるかが成否のターニングポイントとなります。
『日本株投資家「坂本彰」公式メールマガジン』(2016年10月28日号)より一部抜粋
※太字はMONEY VOICE編集部による
無料メルマガ好評配信中
日本株投資家「坂本彰」公式メールマガジン
[無料 毎週2回程度]
サラリーマン時代に始めた株式投資から株で勝つための独自ルールを作り上げる。2009年10月、130万円だった株式資産は2015年に5000万円を突破。定期預金などを合わせた資産は1億円に。平成24年より投資顧問業(助言)を取得。現在、著者自身が実践してきた株で成功するための投資ノウハウや有望株情報を会員向けに提供しているかたわら、ブログやコラム等の執筆活動も行う。メールマガジン「日本株投資家 坂本彰 公式メールマガジン」は2014年まぐまぐマネー大賞を受賞。読者数2万人。雑誌等のメディア掲載歴多数。2016年12月1日『「小売お宝株」だけで1億円儲ける法』が日本実業出版社より発売!