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「トランプ相場」は波乱含みのリスクオン。日経平均は年末1万8000円へ=長谷川雅一

もともと「トランプ氏が有利」だった

米大統領選挙前の「特番」を見ていると、だいたい70%~90%が、トランプ候補の話題で占められていました。

つまり、トランプ氏は、今回の選挙で「話題を独占することに成功していた」のです。要するに、もともと選挙戦を有利に進めていた、とも言えるわけです。

こうした状況も見ながら、僕は「トランプ有利では」と予想したのですが、まさか、ここまでの大差で勝つとは思いませんでした。

今回のアメリカ大統領選挙では、「マスコミが、クリントン氏が有利に見えるよう情報操作している」というウワサが出ていましたが、実際にそういうことがあったのかもしれませんね。

「下げれば買い」はできましたか?

ところで、友人や知人に、「株をやっている」と言うと、昨日のような暴落があったとき、
「トランプショックは大丈夫だった?損をしたのでは?」と心配されることがあります。

でも、実際は逆です。昨日のような暴落の日ほど、利益を出しやすい日はありません。

僕自身、昨日1日、ロボトレーダーのシグナル配信をやりながら、自分のトレードもやっていました。

今は、大きなロット数のトレードはやっていませんので、1日で13万円あまりの利益にとどまりましたが、自分のセオリーにしたがって、高いところで売り、安いところで買っていただけで、とてもラクに勝てた印象です。

ちょっと不謹慎かもしれませんが、正直、「毎日、こういう暴落があったら儲かるのに」と思ってしまいます。

ウチの自動売買ソフト、ロボトレーダーの売買でも、昨日は、安いところで日経レバレッジETF<1570>を買いました。おそらく、明日以降、利食いができると思います。

読者の皆さんにも、前回の記事で、「大きく下げれば買いですよ」とお伝えしましたが、昨日の暴落で、うまく買えましたでしょうか?

Next: 今後の日経平均株価と米ドル/円相場のポイントは?

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