炎上ビジネスに付き合う必要はない
「選挙費用が無駄」? その通りです。選挙には約700億円かかります。しかし、そんなに反対ならば、解散する前に、できることはほかに山ほどあったはず。お仲間とその主張を叫ぶのもよし、官邸前に座り込むのもよし、抗議活動はいくらでもできました。そういったことは一切せず。解散後いきなりの「投票の棄権賛同署名呼びかけ」です。
そもそも、あの方、そこまで熱心に政治に関わっていましたっけ。これも、いわゆるお得意の「企画」ですか? まじめに選挙に取り組んでいる側からすると、不愉快きわまりない。
5000人の賛同署名が集まり、その影響が多少でもあり、2014年の史上最低投票率を下回れば、この社会実験は成功なのでしょうか?
批判が集まっているようですが、この方にすれば、注目が集まれば成功なのでしょう。炎上商法が効果をあげる時代ですから、こうした手合いが次々と誕生します。
※本記事は有料メルマガ『三宅雪子の「こわいものしらず」』2017年10月13日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会にバックナンバー含め今月分すべて無料のお試し購読をどうぞ。
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『三宅雪子の「こわいものしらず」』(2017年10月13日号)より一部抜粋
※太字はMONEY VOICE編集部による
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3年3ヶ月の与野党国会議員の経験を生かし、三宅雪子独自の語り口で、あたたかみのある中にも、言うことは言う「こわいものしらず」なコラムを展開します。加えて、「教えて!○○さん」「名言・迷言・明言」「永田町コトバ」「ヒトリゴト」「話はそれますが…」など、私的なコンテンツもローテーションでお届けする予定です。