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「ほぼ日」株、買ったらどうなる?“糸井さん流”との賢い付き合い方=栫井駿介

第2、第3の「ほぼ日手帳」は生まれるか?

手帳に続く大ヒット商品が生まれるかどうかは、神のみぞ知るところです。しかし、「ほぼ日刊イトイ新聞」をベースとしたヒット商品生成システムが機能すれば、第2、第3の「ほぼ日手帳」が生まれる可能性を含んでいます

可能性に賭けてみるという意味では、ほぼ日の株式を買うのは悪くないと考えます。そもそも、株式への投資は「誰もわからない物」に投資する側面があります。

「どうなるかわからないが、結果が出るまで暖かく見守る」という意味で、糸井氏は株主を家族に例えているのかもしれません。

ほぼ日のPERは、昨年度実績に対して15倍と、特に割高な数字ではありません。これは、糸井氏が「小さく上場する」と言ったことが反映されているようです。創業者が株式を高く売り抜けることを目的とした「上場ゴール」とは一線を画しています。

安定的な売上を誇る「ほぼ日手帳」の収益基盤がありますから、急激に業績が悪化する要素は見当たりません。短期的な成果を求めるのでなければ、可能性を信じて株式を持つ選択肢はありでしょう。

もちろん、すぐに株価が上がらなくても気にしないことが大前提です。ほぼ日のサービスや糸井氏の考え方に共感できるなら、「家族」として株主になってみるのも面白いでしょう。

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本記事は『マネーボイス』のための書き下ろしです(2017年3月9日)

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【毎日少し賢くなる投資情報】長期投資の王道であるバリュー株投資家の視点から、ニュースの解説や銘柄分析、投資情報を発信します。<筆者紹介>栫井駿介(かこいしゅんすけ)。東京大学経済学部卒業、海外MBA修了。大手証券会社に勤務した後、つばめ投資顧問を設立。

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