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日経平均は年初高値に戻しても、5月以降は2万0347円以下を目指す=伊藤智洋

23000円以上を目指す展開にはならない

本年は、年初の高値からすでに3000円幅以上の下げを経過していて、弱気パターンの年の変動幅の大部分を消化(経過)しています

したがって、年初の高値に戻す場面があったとしても、それは、来年に向けた動きだけです。上げられない場所がはっきりしています。

本日は、戻り高値を越えて、強気の流れの継続を示唆していますが、この上げは、積極的に23000円以上を目指す展開にならないと考えられます(編注:原稿執筆時点5月13日)。だとすれば、現在は、2月27日の高値22502円が意識されている状況だと推測できます。

この見方が正しければ、14日月曜日は、戻り高値をつける動きへ入る公算です(編注:原稿執筆時点5月13日。14日の日経平均株価終値は前週末比107.38円高の22865.86円となっています)。

<図08:18年の日経平均株価日足と目先の予想線>

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パワー・トレンド講座:季節的な調整、時間待ちの流れを経過した後は一気に動き出す

日経平均株価の3月26日から最近までの上昇は、下げの流れの途中の季節的な上昇です。その年の流れが明確な状況で、その流れと反対の季節性のある時期に、今回のように、全体の方向と異なるはっきりとした流れを作る場合、その動きを経過した後、一気に価格がその年の流れの方へ動き出すことが多く――

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※本記事は有料メルマガ『少額投資家のための売買戦略』2018年5月13日号を一部抜粋・再構成したものです。ご興味を持たれた方はぜひこの機会にご購読をどうぞ。今月配信済みバックナンバーや本記事で割愛した全文(米朝首脳会談の展望、日経平均の今後のシナリオ)もすぐ読めます。

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『少額投資家のための売買戦略』』(2018年5月13日号)より一部抜粋・再構成
※太字はMONEY VOICE編集部による

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値動きには理由があります。一般的に言われているような確率や、需給の変化を見るだけでは、先のことなどわかりません。確率論や、統計データ分析をやりつくし、挫折を味わった経験があるからこそ、理解できた値動きの本質を書いてゆきます。

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