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危険な夏がやってくる。米中貿易戦争の聖域「ハイテク株」が引き起こす大暴落=今市太郎

制裁合戦となれば勝者は現れないとされる今回の米中貿易紛争。最終的にはハイテク株が総崩れとなって、それが引き金の大幅暴落となるリスクが高くなっています。(『今市太郎の戦略的FX投資』今市太郎)

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※本記事は有料メルマガ『今市太郎の戦略的FX投資』2018年6月22日号の抜粋です。興味を持たれた方は、ぜひこの機会にバックナンバー含め初月分無料のお試し購読をどうぞ。

無傷ではいられない米ハイテク株が、相場総崩れの引き金になる…

株も為替も買い向かうのは難しい

米中の貿易戦争に対する市場の反応はやはり相当神経質なもので、19日の米国株価は一時500ドルに迫るほとの下落を示現することとなりました。

NYダウ 日足(SBI証券提供)

NYダウ 日足(SBI証券提供)

ただ、米中ともに関係者が発言をすると相場は嫌気するものの、すぐにその続きの制裁措置などを行うわけではありません。毎回、一息ついてはまた問題が顕在化して相場が下げるという繰り返しになりそうで、株も為替も買い向かうのはなかなか難しい状況になりつつあります。足元ではNASDAQが最高値を更新しました。

NASDAQ 月足(SBI証券提供)

NASDAQ 月足(SBI証券提供)

米中の貿易戦争の影響は限定的に見えますが、この戦争が極まれば、決して安穏とはしていられないステージがやってきそうです。

最終的にはハイテク領域の戦争へ

今のところハイテク製品やIT領域については、米中ともに一定の配慮をしているようにみえます。

しかし、中国の通信機器大手「ZTE(中興通訊)」に関しては、トランプが一定の調整をしようとしたものの、議会の猛烈な反発にあって結局制裁は発動されることとなりました。

貿易問題がさらに深刻化すれば、結局のところ、もっともグローバルな市場として厳しい戦いになっているハイテク・IT・電動自動車などの関連市場で、制裁合戦が繰り広げられるのは時間の問題のように見えます。

無傷ではいられない米ハイテク株が、大暴落の引き金になる

この場合には米国の株式市場をけん引してきたハイテク株にも大きな翳りがでることは間違いなさそうです。

保護主義政策合戦をすれば勝者は現れないとされる今回の貿易紛争・高率関税制裁合戦は、最終的にはハイテク株が総崩れとなって、それが引き金の大幅暴落が引き起こされるリスクがかなり高くなっているといえます。

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