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危険な夏がやってくる。米中貿易戦争の聖域「ハイテク株」が引き起こす大暴落=今市太郎

中国株価が下がり始めた

中国の株式はこの米中貿易摩擦を懸念して積極的に売られ始めており、また中国の周辺国の株価も下落の度合いが高まっています。

上海総合指数 日足(SBI証券提供)

上海総合指数 日足(SBI証券提供)

また資金流出もはじまっているようです。もし怒り心頭に発した中国が米系企業に対する報復に出た場合は、米国製自動車のボイコットなどが現実化する可能性も高いでしょう。

すでに中国上海に工場を建設予定のテスラはその株が大きく売られ始めるなど、投資家の心理は相当悪化しはじめています

最終的に相場が総崩れになる

長年の中央銀行主導の金融緩和措置で市場に大量に出回ってしまった過剰流動性資金が、このタイミングに合わせて一気に新興市場から引き上げられることになれば、米国が仕掛ける貿易戦争は最終的に株価の総崩れとなります。

またそれ以外の資本市場からの資金の引き上げ加速で、相場の大きな暴落の引き金になるリスクも高まりつつあるといえそうです。

大暴落は突然やってくる

果たして、この大きな株価暴落がいつ起きるのかが気になるところです。

夏場の閑散期に向けては、2015年8月の中国人民元起因のフラッシュクラッシュのように大きな下げがいきなりやってくる可能性は十分にありそうで、7月以降の相場には相当な注意が必要になりそうです。

NASDAQは今のところ何の影響もないかのような相場状況ですが、変化はいきなり訪れるものです。

とにかく夏の相場に向けては十分な防御策をもって臨みたいところです。

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今市太郎の戦略的FX投資』(2018年6月22日号)より抜粋
※太字はMONEY VOICE編集部による

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