ポンド/円(GBP/JPY) 底堅い動きが続くか
先週のレポートでは、ADラインに注目した。ポンド円の大きな節目水準となっているADラインを超えることが出来ない限り、基本的、長期的には上値の重たい展開が続くと考えられるからだ。実際には、ADラインからも下放れる動きが続いていたのだが、先週末にBDラインが下値支持線となり反発に転じている。
次の注目日は7月6日前後である。
A点水準:約148円
B点水準:約142円
今週のポイントは、このまま底堅い動きが続き、節目を越えていくことが出来るのか否かということである。
<あくまでも個人的見解>
BDラインに注目したい。下値支持線BDラインを維持することが出来ている限り、底堅い動きが続き、節目のADライン水準に再び接近していくことが期待されるからだ。
逆に、割り込んでしまうとB点水準を試す動きになっていこう。
<トレンドのポイント(長期)>
下落トレンドの上昇局面である。下値の第1メドとしては144円前後を考えたい。
上昇トレンドに転換する価格のポイントは赤丸水準の150円を終値で超えることだ。
<あくまで参考売買ポジション(短期)>
現在は、買いポジションに転換した。
売りポジションへの変更は、145円15銭を終値で割り込むことである。
<現在のシナリオ>
底堅い動きが続いている。下値支持線BDラインが控えている。また、p点水準と直近の安値でダブルボトムを形成していると考えることが出来るからだ。
<第2シナリオ>
上値の重たい展開に戻る可能性も残っている。上値抵抗線ADラインが存在している。また、C点が位置する時間帯が変化日となり流れが変わる可能性があるからだ。
※本記事は『☆ペンタゴンチャート分析<為替編>』(2018年7月1日号)の一部抜粋です。興味を持たれた方はぜひこの機会に今月すべて無料のお試し購読をどうぞ。本稿で割愛したビットコインの展望もすぐ読めます。
『☆ペンタゴンチャート分析<為替編>』(2018年7月1日号)より
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