ユーロ/円(EUR/JPY) 新しい流れか
先週のレポートでは、A点が位置するペンタゴンのど真ん中の時間帯に注目した。このど真ん中の時間帯が変化日となり、新しい流れが出るのか否かがポイントになったからだ。実際には、A点を通過以降、ほぼ横這いに推移していたのだが、先週末にはACラインを
超えてきた。
次の注目日は7月3日前後である。
A点水準:約128円
C点水準:約130円75銭
今週のポイントは、このまま堅調な展開が続くことになるのか否かということである。
<あくまでも個人的見解>
ACラインに注目したい。堅調な展開が続くのであれば、右肩上がりのACラインに沿って推移していくことが求められるからだ。その場合、130円台回復からC点水準を窺う動きが期待できる。
逆に、ACラインから下放れてしまうのであれば、ADラインを意識した下値を試す動きになっていこう。
<トレンドのポイント(長期)>
下落トレンドの上昇局面である。下値の第1メドとしては126円前後を考えたい。
上昇トレンドに転換する価格のポイントは赤丸水準の131円を終値で超えることだ。
<あくまで参考売買ポジション(短期)>
現在は、買いポジションに転換した。
売りポジションへの変更は、128円30銭を終値で割り込むことである。
<現在のシナリオ>
堅調な展開が続いている。右肩上がりの下値支持線ACラインの上方を維持している。右肩下がりのADラインから上放れてきている。A点が位置するペンタゴンのど真ん中の時間帯以降、底堅く推移をしているからだ。
<第2シナリオ>
再び上値が重たくなる可能性も残っている。B点が位置する時間帯を週明けに通過する。したがって、B点が位置する時間帯が変化日となり、流れが変わる可能性があるからだ。
豪ドル/円(AUD/JPY) 下げ止まったか
先週のレポートでは、A点に注目した。A点が位置する時間帯を通過したことで流れが変わるのか否かがポイントになったからだ。実際には、A点を通過した後も上値の重たい展開が続いていたのだが、先週末にB点に到達したと同時に陽線が出現している。
次の注目日は7月11日前後である。
A点水準:約84円50銭
B点水準:約80円
今週のポイントは、下げ止まりから落ち着いた動きになるのか否かということである。
<あくまでも個人的見解>
B点に注目したい。先週末にB点が位置する時間帯に到達した。そこで比較的大きな陽線が出現していることから、下げ止まりから落ち着いた動きになっていくことが期待されるからだ。下げ止まった場合には、BCラインが下値支持線となり、ACラインを窺う動きになっていこう。
逆に、上値の重たい展開となるのであれば、80円割れからB点水準が下値の第1メドになっていこう。
<トレンドのポイント(長期)>
下落トレンドの上昇局面である。下値の第1メドとしては80円前後を考えたい。
上昇トレンドに転換する価格のポイントは赤丸水準の85円50銭を終値で超えることだ。
<あくまで参考売買ポジション(短期)>
現在は、買いポジションに転換した。
売りポジションへの変更は、81円25銭を終値で割り込むことである。
<現在のシナリオ>
下げ止まりから落ち着いた動きが続いている。上述したように下値支持線BCラインが控えている。また、B点が位置する時間帯に陽線が出現していることから、流れが変わったと考えられるからだ。
<第2シナリオ>
再び上値の重たい展開に移行する可能性も残っている。ペンタゴンのど真ん中の時間帯以降下落が続いているからである。
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