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2019年、米国株は最も強くなる。トランプ大統領3年目に起こる株高法則に乗れ=江守哲

米中間選挙は、「ねじれ議会」でもトランプ大統領の実質勝利

さて、市場の関心を集めていた米中間選挙ですが、予想通りの結果でした。したがって、市場はこれを好意的に受け止め、6日の市場では株価は大きく上昇しました。

トランプ大統領は、中間選挙で与党共和党が下院の過半数を割り込んだことを踏まえ「超党派を実現したい」とし、民主党との協力を模索していく考えを明らかにしました。また、下院議長への返り咲きが有力視されている民主党のペロシ下院院内総務が、超党派での議会運営に前向きな姿勢を示したことを「きわめて重要だ」と評価しました。

そのうえで、協力可能な分野としてインフラ整備を挙げ、「党派性は脇に置いて、米経済のため与野党が一緒にやるべき時だ」と訴えました。

ペロシ氏は次期下院議長に就任する可能性がありますが、民主党は新たな選択肢も含め検討しています。というのも、ペロシ氏は民主党内で全く人気がありません。おそらく、3割程度の支持率しかありません。場合にとっては、議長就任は難しくなる可能性があります。

トランプ大統領は一方で、上院で共和党が過半数を維持したことなどを念頭に、中間選挙自体は「完全勝利に極めて近い」との認識を示しました。その通りだと思います。今回は共和党の実質的な勝利です。

また、下院で過半数を奪回した民主党が政権に対する調査に向け権限を行使しようとすれば、超党派による協力を断念し、反撃に出ると警告しています。

下院の委員会では多数派の民主党からトップが選出され、トランプ大統領が自発的な公表を控えている納税申告書や、公務と事業の利益相反問題、16年米大統領選を巡るロシア疑惑について調査することができます。

実際にどこまでできるかは不透明です。20年の大統領選を考慮すれば、あまり反トランプの姿勢を貫くと、選挙にも影響が出てきます。

マスコミは、米中間選挙で共和党が下院で敗北したことで、トランプ政権の経済政策が停滞するのは必至と書き立てています。

しかし、今回の中間選挙はトランプ大統領の勝利です。これは明確です。上院ではトランプ大統領が16年大統領選で勝利したインディアナ、ミズーリ、ノースダコタ各州で民主党現職の議席を奪いました。トランプ大統領は信任されたといえます。

民主党は選挙の顔が見えません。2020年の大統領選もかなり苦労するでしょう。ヒラリーの仇討ちで次も女性を候補者に立ててくるでしょう。しかし、力のある議員がいるとの見方はありません。

2024年までトランプ大統領が務める可能性が今はかなり高いといえます。

もっとも、トランプ大統領も大統領選時の公約をかなり実行してしまいました。残っているものがあまりません。

大統領選では「MAKE AMERICA GREAT AGAIN !」でしたが、いまは2020年に向けて「KEEP AMERICA GREAT !」になっています。いまの路線と維持するという方針です。

政策に目新しさがなくなることで、国民がどのような反応を見せるかに注目することになるでしょう。

Next: トランプ大統領は、この先の米経済を維持できるのか

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