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2019年、米国株は最も強くなる。トランプ大統領3年目に起こる株高法則に乗れ=江守哲

今後、米市場にとって頼みの綱は3年目のアノマリー

さて、今後の頼みの綱は、米国株が大統領3年目の年に最も強くなるというアノマリーです。この傾向はかなり明白です。中間選挙後1年間の株価騰落率は、なんと100%の確率でプラスとなっています。これはすごいデータです。

中間選挙年の年末まででは66.7%の上昇確率(平均騰落率は3.3%)、3カ月後は94.4%(同8.0%)、6カ月後は94.4%(同13.9)、そして1年後は100%(同14.5%)です。このように、中間選挙後の1年間の株価パフォーマンスが鉄壁と言ってもよいほどの確率です。

また、過去の大統領3年目の第1四半期(1-3月)の上昇確率は、ダウ平均が82%(17回中下落が3回、データは1949年以降)、S&P500が94%(17回中下落が1回、データは1949年以降)、ナスダック指数は0%(9回中0回、データは1980年以降)です。

このように、第1四半期に上昇するとみるのであれば、年末までの安い時に仕込めば、かなり高い確率で収益を上げることができることになります。これを利用することを考えるのがセオリーです。しかし、繰り返すように、今後はボラティリティが高まります。株価動向を優先し、利益が乗ってもいったん手仕舞いするなど、柔軟かつ短期的に対処すべきでしょう。

一方、ハイテク株はかなり厳しくなってきていると感じます。これまで米国株をけん引してきた「FANG」「GAFA」といった中心的なハイテク銘柄群は、明らかに株価の上昇が鈍くなっています。

新型スマートフォン「iPhone XR(テンアール)」の増産計画の中止の可能性が伝わったアップルへの懸念が高まっています。米企業で初めて時価総額が8月2日に1兆ドルに達したアップルは5日、ほぼ3カ月ぶりに1兆ドルを割り込みました。アップルの2日間の下落率は9%に達し、13年1月下旬以来の大きさとなるほどでした。

18年7-9月期のIPHONEの販売台数が前年同期比で横ばいにとどまり、10-12月期の見通しも慎重な姿勢と受け止められたことが売りにつながっています。こうなると、悪い材料に目が向きがちになります。どうしても、負の連鎖になっていきます。

また、株価との連動性が高いISM製造業景況感指数が低下したのは気になります。センチメントは低下傾向に入ってきました。

上記のように、GDPなどのハードデータの中身も安心できる内容ではありません。住宅指標は明確に頭打ちとなっています。米国経済指標も徐々に変化が出始めています。

大統領3年目の第1四半期は米国株が上昇する確率がきわめて高いのですが、トランプ政権にも通用するでしょうか。私はこれまでの完全な強気姿勢から、かなり柔軟な考えに変えています。むしろ、これからかなりの変動があると考えています。

今後1年から2年の市場に対しては、かなり慎重かつ冷静に対処しなければならないと考えています。特に急落には十分な注意が必要と考えています。

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本記事は『江守哲の「投資の哲人」〜ヘッジファンド投資戦略のすべて』2018年11月12日号の一部抜粋です。全文にご興味をお持ちの方は、バックナンバー含め今月すべて無料のお試し購読をどうぞ。本記事で割愛した米国市場金、原油各市場の詳細な分析もすぐ読めます。

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