ネオジャパンは戻り歩調、19年1月期増収増益予想で20年1月期も収益拡大期待
ネオジャパン<3921>(東1)はビジネスコミュニケーションツールの開発・販売を展開し、グループウェアのクラウドサービスを主力としている。19年1月期増収増益予想である。そして20年1月期も収益拡大が期待される。株価は12月安値から切り返して戻り歩調だ。出直りを期待したい。
グループウェアのクラウドサービスが主力
ビジネスコミュニケーションツールの開発・販売を展開し、グループウェアのクラウドサービスを主力としている。
現在の主力製品はグループウェアdesknet`s NEO(クラウド版およびパッケージソフト版)で、旧製品を含むシリーズ累計販売数は約380万ユーザーに達している。また17年10月カスタムメイド型業務アプリ作成ツールAppSuiteを発売し、この拡販を目的として18年4月からアプリ作成サービスを開始している。
事業区分は、自社開発パッケージソフトをオンデマンドで提供するクラウドサービス、ビジネスパッケージソフトを開発・カスタマイズ・サポートするプロダクト、インターネット・イントラネット関連業務アプリを個別に受託開発する技術開発としている。18年1月期の売上構成比はクラウドサービス54%、プロダクト43%、技術開発3%である。
中期成長戦略としては、営業力の強化、一層の高機能化、製品ラインアップの拡大などで、市場シェア拡大と付加価値向上を目指すとしている。
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