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ドル円は保ちあいから上値抵抗線を抜けていけるのか〜各通貨ペンタゴンチャート分析=川口一晃

ユーロ/円 堅調な流れを維持できるか

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上値抵抗線として存在していたACラインを越えると、右肩下がりのACラインに引き寄せられることなく推移している。そしてBCラインに到達すると同時に大きく上昇している。注目日は4月15日前後

A点水準:約131円
C点水準:約123円

<今週のポイント>

●週明けにC点が位置するペンタゴンのど真ん中の時間帯を通過する。したがって、流れが変わるのか否かに注目したい。

●その後に右肩上がりのCDラインが下値支持線となり、堅調な展開を維持することができるのか否かもポイントになる。

<現在の相場状況>

下落トレンドの上昇局面である。下落局面への転換価格(売りシグナル及びロスカット)は、終値で124円80銭を割り込むことである。

<今週のメインシナリオ>

堅調な展開が続いている。B点が位置する時間帯を通過した後も底堅い動きが続き、上値抵抗線として存在していたBCラインに到達した直後より大きく上昇しているからである。そして、下支持線であるCDラインも控えている。この場合、年初来の高値である127円台を試す動きになっていこう。

<サブシナリオ>

上値の重たい展開に戻る可能性も残っている。週明けにC点が位置するペンタゴンのど真ん中の時間帯を通過する。つまり、ペンタゴンのど真ん中の時間帯が変化日となり、相場の流れが変わることが多いからだ。この場合、下値の第1メドは124円前後を考えたい。

豪ドル/円 変化日となるのか

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B点に引き寄せられた後の動きに注目した。週初こそ小さな値動きを見せていたが、C点が位置する時間帯に大きく上昇。80円台に乗せてきた。注目日は4月24日前後

A点水準:約84円50銭
B点水準:約80円
D点水準:約81円

<今週のポイント>

●先週末にC点が位置する時間帯に到達。このC点の時間的位置が変化日となるのか否かがポイントになる。つまり、週明け以降に堅調な展開が続くのか、それとも上値の重たい展開に移行するのかに注目である。

●堅調な展開が続くのであれば、ペンタゴンの中心点であるD点に引き寄せられる動きになるのか否かにも注目したい。

<現在の相場状況>

下落トレンドの上昇局面である。下落局面への転換価格(売りシグナル及びロスカット)は、終値で78円85銭を割り込むことである。

<今週のメインシナリオ>

堅調な展開が続いている。B点が位置する時間帯に引き寄せられ、その後の動きが注目されたのだが、値を下げることなく推移をしている。そして、C点が位置する時間帯に大きな陽線が出現しているからである。この場合、上値の第1メドは81円前後、これを越えると82円を考えたい。

<サブシナリオ>

上値の重たい展開に移行する可能性もある。C点が位置する時間帯が変化日となり、C点を通過した直後より値を下げてくる可能性もあるからだ。この場合、右肩下がりのBEラインに引き寄せられることが考えられる。

Next: ポンド/円 上値抵抗線を超えられるか

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