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LINEがPayトクキャンペーン費用などで営業赤字150億円、株価はどう動いた?

LINE Payなどの戦略事業で、営業赤字150億円と前期比約2倍

売上は前期比13.5%の成長ながら、先行投資が大きく膨らむ

LINE<3938>は24日引け後に、2019年12月期の第1四半期決算を発表。売上収益は553億円で前期比13.5%増加したものの、営業損益で79.8億円、税引き前損益で112.7億円の大きな赤字となりました。

各事業において売上が成長しているものの、戦略事業で150億円の営業損失を計上。営業費用でマーケティング費用が74.9億円と前年同期比で約2倍に増加しており、Payトクキャンペーン費用が大きく影響したようです。

※参考:2019年12月期 第1四半期決算説明会 プレゼンテーション資料 – LINE IR資料室(2019年4月24日公開)

LINE<3938> 15分足(SBI証券提供)

LINE<3938> 15分足(SBI証券提供)

<関連銘柄の4月25日の株価>

LINE<3938>→前日引値3,955円 寄付3,785円/高値3,920円/安値3,780円/引値3,805円

LINEの決算を控え、大幅な株価上昇を見た投資家の声

決算発表を引け後に控えた24日、LINE株は前日引値から7.5%高の3,955円で終了。これを受けて投資家の間では、決算内容への期待を高めつつも株価への警戒が広がったようです。

LINE決算明けの株価について、投資家の意見は?

決算発表から明けて25日、株価は前日引値から5.5%下げの3,785円でスタート。一時前日引け値付近の3,920円まで買われたものの、3.79%安の3,805円で引けました。現状利益が出ていないだけに評価の難しいLINE株ですが、GWの10連休も控え、次の決算に向けて一旦は様子見となったようです。

image by: Peter Austin / Shutterstock.com

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