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LINE Payは300億円の巨額な赤字投資をいかし、中国の成功モデルを踏襲して成功を収めるか=シバタナオキ

LINE Payの1ユーザーあたりの月間消費額

LINE Payの「グローバルにおける1ユーザーあたりの月間消費額」を簡単に見ておきましょう。

出典:同上

出典:同上

取扱高が四半期あたり2,860億円、MAU(Monthly Active User:月間利用者)が741万人なので、単純計算すると1ユーザーあたりの月間利用額は1万2,865円になります。

個人的な印象ですが、1ユーザーあたりの月間利用額が非常に大きい気がします。別の言い方をすれば、LINE Payはかなり高い頻度で使われる決済手段になりつつあると言えるのではないでしょうか。

決済アプリは「習慣化」が最大の壁

ここからは、日本国内のLINE Pay事業を深掘りしていきたいと思います。

出典:同上

出典:同上

初めにアクティブ率ですが、登録ユーザー数が3,600万人を超え、国内のMAUは490万人となっているので、アクティブ率は13.6%ということになります。

この数字を高いと見るか低いと見るかですが、LINEがメッセンジャーアプリとして毎日使われていることを想定すると、LINE Payに登録するフェイズと、実際に決済手段として利用するフェイズには大きな隔たりがあると個人的には見ています。

以下では、LINE Payの決算から読み取れる非常に特徴的な数字をいくつか紹介したうえで、LINE Payの強みというものを分析していきたいと思います。

この記事は、キャッシュレス決済事業に携わっている方、FinTech事業に携わっている方、その中でも特に決済関連ビジネスを担当されている方に役立つ内容となっています。

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アクティブユーザーあたりの獲得コスト

驚異の●●●●●率

LINE Payの強み #1: ●●●●●

LINE Payの強み #2: ●●●●●

LINE Payの次の一手を勝手に予測すると…

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※本記事は有料メルマガ『決算が読めるようになるノート』2019年8月8日号の抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会にバックナンバー含め今月分すべて無料のお試し購読をどうぞ。

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image by: Mercigod / Shutterstock.com

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『決算が読めるようになるノート』 2019年8月8日号『Q. LINE Payのアクティブユーザーあたりの獲得コストは?』より抜粋
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