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赤字脱出も目前、新規上場したばかりのSlackが成長企業として期待し得る理由とは?=シバタナオキ

先日上場したばかりのSlackですが、上場後の決算も開示され始めました。その決算資料には、SaaSビジネスとして大切な要素が多く入っているので注目です。(『決算が読めるようになるノート』シバタナオキ)

※本記事は有料メルマガ『決算が読めるようになるノート』2019年10月3日号の抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会にバックナンバー含め今月分すべて無料のお試し購読をどうぞ。

売上成長率はYoY +58%と、未だに驚異的なスピード

Q. Slackから学ぶべきSaaSビジネスの大切は5つのポイントとは?

A. Slackは以下の5つのKPI全てがAクラスです。
1. 高いマージン比率
2. 高い成長率
3. 既存顧客へのアップセル(Net Dollar Retention, NDR)
4. 大企業からの売上
5. 海外展開

先日上場したばかりのSlackですが、上場後の決算も開示され始めました。

SlackはいわゆるSaaSビジネスに該当しますが、Slackの決算資料にはSaaSビジネスとして大切な要素が多く入っているので、今日はひとつずつ丁寧に見ていきたいと思います。

はじめに売上ですが、四半期あたり$145M(約145憶円)と、事前に発表されているガイダンスよりも大きな売上となっています。

出典:同上

出典:同上

売上成長率を見てみると、YoY +58%と、未だに驚異的なスピードで成長しています。

出典:同上

出典:同上

営業利益の方は、四半期ベースで△$56M(約△56億円)と、赤字の会社です。

出典:同上

出典:同上

一方でフリーキャッシュフローを見ると、売上の-5%と、かなり黒字に近づいてきているのがご覧頂けるかと思います。

決算の概要はこのくらいにして、以下では、SaaSビジネスとしてみた場合のSlackの強みを5つほど紹介したいと思います。

SaaSビジネスを展開されている方は、これらのKPIを磨いていくことが成功への近道になるかと思いますので、ぜひ参考になさって下さい。

この記事は、SaaSビジネスを担当されている方、継続課金型ビジネスのKPIに関心がある方、Slackユーザーで同社のビジネスに関心がある方に役立つ内容になっています。

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その1: 高い●●率

その2: 高い●●率

その3: 既存顧客へのアップセル(●●)

その4: ●●からの売上

その5: ●●展開

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※本記事は有料メルマガ『決算が読めるようになるノート』2019年10月3日号の抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会にバックナンバー含め今月分すべて無料のお試し購読をどうぞ。

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image by: NYCStock / Shutterstock.com

『決算が読めるようになるノート』 2019年10月3日号『Q. Slackから学ぶべきSaaSビジネスの大切は5つのポイントとは?』より抜粋
※記事タイトル・本文見出し・太字はMONEY VOICE編集部による

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アメリカ・日本のネット企業(上場企業)を中心に、決算情報から読みとれることを書きます。経営者の方はもちろん、出世したいサラリーマンの方、就職活動・転職活動中の方にも役立つ内容です。

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