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台風で流れた原発汚染物質、日本はとぼけていていいのか?ロシアメディアが強い懸念=今市太郎

何も知らない日本国民

今回の水害で、いったいいくつのフレコンバッグが流されて行方不明になっているのか。

また、今後の水害に対してどう対応するのかということは、地域住民はもとより、国民に対して正確な事実を公表し、今後の対策についてこれまた真摯に対応していく姿勢を見せるべきでしょう。小泉大臣がその場しのぎの発言をするのは、非常に不愉快です。

水害で流れ出て行方不明という事実はしっかり告知すべきですし、二つ返事で環境に影響ないと言うのなら、なぜ隔離して保管したまま8年以上の歳月を経過させざるを得ないのか。

それらをしっかりと国民が理解できるように説明すべきです。

トリチウムは水に流して本当に平気なのか?

原子力の話になるとどうしても専門性が問われるため識者の判断がベンチマークになりがちになるわけですが、そのひとつがトリチウムの存在です。

たしかにこの物資は自然界にも存在して水の中にも含まれているのだから騒ぐほどのものではなく、処理水(とあえて最近汚染水のことをこう呼ぶようですが)ならどこでも海洋に投機するのが基本というまことしやかな話をよく聞きます。

しかし、それならこちらも8年半以上貯蔵している処理水とやらを、なぜ海洋放出できないのかという疑問が残るわけです。

ALPSと呼ばれる処理機がうまく機能しなかったことからほかの汚染物質が混入しているという話も聞きますし、トリチウムの半減期の12年を待っているという説もよく耳にしますが、事実はまったくよくわかりません。

大阪に持っていって瀬戸内海に向けて撒いてやるといった極論を言われたどこかの市長さんもいましたが、一般的事実と福島第一界隈で起きている現実とにどこまで乖離があるのか。

民間人はもとより大半の役人も含めて、限られた政府の人間以外はよくわかっていないという点はきわめて大きな問題といえます。

そうでなくても関電の役員の収賄的状況を見ていますと、原発容認に関われば大きな裏金をゲットできる社会がすでにしっかり形成されてしまっているわけですから、関係者の話などが信用できるわけもありません。

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