男性に支えてもらうという考えは控えることが大切
さて、並行的に大切なことなのですが『男性に支えてもらう考えは控える』。やはり、これも重要です。
確かにシルバー世代の男性は女性を養う考えは持っています。しかし…できるか否かは別問題です。
そもそも60代ならすでに定年でしょうし、50代でも現役期間は残りわずかといえます。基本的にはアテにできないでしょう。
仮に多少の資産を築いていたとしても、多くの場合は老後生活の途中で尽きます。今後ますます年金も減るでしょうし、尚更です。だから老後資金問題が騒がれた訳ですからね。
また、そのような男性と結婚すると将来的にあなたが男性を介護することになります。しかも「働きながらの介護」が必要でしょうね。
けして支えは一方的なものではありませんから特にこの点は、しっかり考えましょう。
ただ一方で、結婚しない方がいいとも思いません。ずっと独身なら、年金も割安な一人分のみなので働けなくなった途端に家計破綻でしょうから…。
それよりは、結婚に活路を見出した方がまだ建設的と言えるでしょうね。
結婚してもしなくても、手前の婚活さえもどれを取っても厳しいことが予想されますが何とか人生を切り開いていきましょう!
最後にちょこっと…
40代半ばにして結婚したくなった…。けっして珍しいことではありませんが、困難への心構えは必須でしょうね。
まず婚活自体、簡単ではありません。結婚したい男性も極めて少ないといえます。ただ、世代的に女性を養う姿勢の方が多いので結婚願望を中心に、男性を見分けていきましょう。
また、男性に支えてもらう考えは控えましょう。ほとんどの男性には実質的にムリですから…。それでも結婚はしたほうが無難でしょうし、そういう考えで婚活に励んでいきましょう!
なお、良質な結婚相談所を紹介してほしい方、お相手に必要な経済力を計算してほしい方は私でよければ、お気軽にご相談下さいませ。
『婚活FP山本の実例分析書 ~運命の出会い、その先を見据えて~』(2019年11月8日号)より一部抜粋
※太字はMONEY VOICE編集部による
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婚活中の方、ご成婚された方 こんにちは。婚活FP山本と申します。 昨今は空前の婚活ブーム! …引いては婚活が厳しい時代です。 ご結婚に至っても、3組に1組は離婚する時代。 大変な時代ですね。 ここでは、私が実際にお受けした相談内容を元に 男女の心理差や経済的な側面を主として なぜダメなのか?どうすれば良かったか?を分析し 実例として、皆様にお届けさせて頂きます。 なお、私は「現実的な結婚」を支援しています。 そして、実例は男女の本音が登場します。 このため、皆様の夢を打ち砕く内容も多いかと思いますが ご容赦の上でお読み頂き、ご活用下さい。