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QRコード決済などが新たに登場するなか、高成長を続ける古株PayPalの実力=シバタナオキ

今回は、FinTechの古株であるPayPalの決算を取り上げたいと思います。売上はYoY+12%で、順調に$4.31B(約4,310億円)まで成長しています。(『決算が読めるようになるノート』シバタナオキ)

※本記事は有料メルマガ『決算が読めるようになるノート』2019年11月7日号の抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会にバックナンバー含め今月分すべて無料のお試し購読をどうぞ。

スマホ移行への波も乗り切って、さらなる成長を遂げる

Q. 前年同期比+26%で成長するPayPalの取扱高。最も成長率が高いセグメントは?

A. Uber、AirbnbなどのTop20パートナーからの決済が約$98B(約9兆8,000億円)で、YoY+36%と急成長中。

今日の記事では、FinTechの古株であるPayPalの決算を取り上げたいと思います。

始めに決算の概要ですが、右下にある通り、取扱高はYoY+26%の$172B(約17超2,000億円)まで成長しています。

売上はYoY+12%で$4.31B(約4,310億円)まで成長しています。

取扱高は、前年同期比+26%で急成長

出典:同上

出典:同上

取扱高の伸びをグラフで見てみるとこのようになっており、前年から継続して+25%成長を実現しているという具合に、安定的にかつ高い成長率が実現できています。

このページにも書いてある通り、BtoBの送金アプリであるVenmoの取扱高はYoY+70%で、$24B(約2兆4,000億円)を超える規模まで成長しており、PayPalの主力ビジネスになったと言っても過言ではないでしょう。

Next: スマホ以前のサービスにかかわらず、対応→移行もスムーズに

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