親子上場の解消に向けて動く可能性がある企業とは?
SMBC日興証券の指摘は「2020年は投資家から親子上場解消に向けた提案が一段と増加する公算が大きい」。親会社のキャッシュが多い親子上場銘柄のうち、子会社の自己資本利益率(ROE)が8%以上、8%未満の銘柄リストリストアップしている。
<親会社のキャッシュが多く、子会社のROEが8%以上の親子上場銘柄>
(SMBC日興証券調べ、一部抜粋)
(子会社) (親会社) (子会社ROE)
GMOペパ<3633> GMO<9449> 35.4
ギガプライ<3830> フリービット<3843> 31
ベネ・ワン<2412> パソナG<2168> 30.7
Vコマース<2491> ZHD<4689> 28.5
テンポイノベ<3484> クロップス<9428> 25.1
PRTIMES<3922> ベクトル<6058> 23.5
GMOPG<3769> GMO<9449> 23.4
ソウルドアウト<6553> オプトH<2389> 21.9
東京個別<4745> ベネッセHD<9783> 21.8
フォーバルTL<9445> フォーバル<8275> 19.9
<親会社のキャッシュが多く、子会社のROEが8%未満上の親子上場銘柄>
(SMBC日興証券調べ、一部抜粋)
(子会社) (親会社) (子会社ROE)
マックハウス<7603> チヨダ<8185> -3.1
FDK<6955> 富士通<6702> 0
ニッセイ<6271> ブラザー<6448> 1.3
アヲハタ<2830> キユーピー<2809> 2.2
理コランダ<5395> オカモト<5122> 2.6
GMO TECH<6026> GMO<9449> 2.6
不二家<2211> 山崎パン<2212> 2.7
北海コカ<2573> 大日印<7912> 3.2
トッパン・F<7862> 凸版印<7911> 3.3
ユタカフーズ<2806> 東洋水産<2875> 3.4
ところで…、1976年以降の12月日経平均株価の月中平均値を前月と比べると、過去43年のうち28年で上昇。平均で1.6%値上がりした。
海外勢は、03年以降では16年のうち11年で12月は買い越している。
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『「兜町カタリスト」』(2019年12月4日号)より一部抜粋
※太字はMONEY VOICE編集部による
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