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消費増税に怒れる日本人は買ってはいけない。消費をやめれば政治家・官僚・財界が青ざめる=鈴木傾城

抗議デモができない日本人

本来であれば、私は日本人に暴動を起こして欲しいと思っている。「消費税を引き上げに関わった馬鹿な政治家はみんな落選しろ」と叫んで暴れていいと思っている。

それくらい、日本の税制はひどすぎる

ただ、日本人は今まで政治家や企業に飼い慣らされていて、若者も中高年も高齢者も一斉に抗議デモをするような国民ではなくなってしまっている

そんな日本人にもできる現実的で有効な抵抗と言えば、「消費税が上がったから消費しない」を実行することなのである。

「余計なモノは買わない」という抵抗

すべての日本人が「消費税が上がって頭に来るから消費しない」と公言し、実際にモノを買わないことで抵抗する。モノを買わない。消費しない。あちこちで消費税の不満をぶちまける。

自分も消費をとことん減らし、まわりにも消費しないことを勧める。国民は意図的に景気を悪化させて、「消費税を上げたからだ。政治家のせいだ。官僚のせいだ。財界のせいだ」と叫び続ける

それは消費支出のマイナスとして刻まれれば刻まれるほど、「上級国民」は蒼白になり、足元が揺らぎ、地位が維持できなくなる。

税金は、本来はカネを莫大に稼ぐ企業から取り、高額納税者に累進課税をかけ、税の無駄遣いを減らすことで健全性を保てるのは言うまでもない。

Next: 「買わない」は一石二鳥。加害者に復讐できて、貯金も貯まる

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